2019年1月に明治の開港から150年を迎えた新潟は、あわせると全国有数の流域面積を誇る信濃川と阿賀野川という二大河川の河口部に開けたまちです。すでに平安時代の10世紀から国津である「蒲原津」が設けられ、中世には蒲原、沼垂、新潟の三つのみなとが存在しました。江戸時代に日本海航路が発達すると北前船をはじめとした廻船や、信濃川・阿賀野川水系の川船が各地から集まり、日本海側有数のみなとまちとして栄えました。信濃川に沿った弓なりの町は通りと小路が交わり、縦横にめぐらされた堀の岸には柳が植えられ、表通りに面して縦長の町屋敷が並んでいました。諸外国に開港した後も近代都市として発展を続けています。

■関連サイト

新潟市HP(日本遺産めぐり!!北前船文化をめぐる)
https://bit.ly/3BjFX70

新潟市HP
https://www.city.niigata.lg.jp/