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北前船等で財をなした新潟町の代表的な商家・齋藤家が、明治41(1908)年の大火の後、焼失した旧宅に代えて新築した邸宅です。商家部分の主屋棟と接客部分の座敷棟に分かれていました。平成9(1997)年に座敷棟が白山公園内に移築。杉の四方柾、紫檀・黒檀を多用し、欄間や床の間を数寄屋風とする等、贅を凝らした造りです。館名は、接客のための部屋を「宴を催し、楽しみ喜ぶ」という意味で「燕喜館」と称したことからきています。平成12(2000)年4月に国登録文化財となりました。