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石材は福井県産の笏谷石と呼ばれる石で、日本海交易により当寺にもたらされたものと思われる。相輪、笠、塔身、基礎から成り、基礎前面には竪連子と格狭間が彫刻される越前荘厳様式で、北陸地方では15世紀末頃から見られるものである。塔の形状や装飾技法から16世紀末から17世紀前期の造立と考えられている。
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