金刀比羅神社奉納模型和船

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説明

廻船の船主や船頭が海上安全を願って西厩島町の金刀比羅神社に奉納した一群の模型和船です。帆柱や舵等精巧に作られています。奉納年は嘉永5(1852)年から明治24(1891)年にわたりますが、明治期のものが多いです。新潟町の海運業者からの奉納が主だが、中には隠岐国島後布施(島根県隠岐郡)からのものもみられます。北前船で栄えた新潟湊の幕末から明治中期の様相を示す資料です。28点が昭和40(1965)年6月、国文化財指定(有形民俗)となりました。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 新潟市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 船模型

サイズ
構造等

長さ 
最大166㎝ 最小59㎝

所在地

新潟県新潟市中央区西厩島町2338-1
金刀比羅神社

年代

  • 1852年 奉納-1891年 奉納
  • 江戸時代
  • 明治時代

嘉永5(1852)年〜明治24(1891)年奉納

指定

国指定文化財(1965年)

参考資料

「金刀比羅神社奉納模型和船調査」『昭和58年度新潟市文化財調査概要』(新潟市教育委員会社会教育課、1984年)

関連情報

見学は予約制(問い合わせは西厩島金刀比羅神社 025-223-3573)

他地域
との
つながり

島根県隠岐郡島町(奉納元)