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吉久は、藩政時代に加賀藩の年貢米を収納する御蔵が設置され発展した町です。その年貢米は対岸の伏木から船で江戸や大坂などに出荷し、売却されました。明治期以降は、吉久の有力町民が合同で米穀売買や倉庫業に進出して栄え、地元では米商(べいしょう)や蔵仲間と呼ばれました。旧道沿いの町並みは幕末から昭和初期にかけて建てられた町家が残り、小矢部川の河口部に栄えた歴史的風致を今日まで伝えています。
都道府県
市町村
類型
種別
所在地
高岡市吉久2丁目及び3丁目の各一部
指定
重要伝統的建造物群保存地区
(2020年12月23日)