忠谷家住宅

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説明

橋立の北前船主・忠谷久五郎家の邸宅です。天保年間前期(1830~1834)の建築で、石川県内に現存する船主邸宅としては最古と推定されます。建築当初から瓦葺きで建てられますが、構造の一部に茅葺き時代の手法が残っており、橋立集落における住居形態の展開を知ることができる貴重な建物です。忠谷家はもともと橋立の北前船主・寺谷家の船頭をつとめ、天保期に船主として独立し、北海道でニシン漁業も経営しました。

関連サイト

都道府県

  • 石川県

市町村

  • 加賀市

類型

  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

主屋(木造一部2階)
新座敷、土蔵2棟

所在地

石川県加賀市橋立町ウ159番地1

年代

  • 1830年 建築
  • 江戸時代

指定

国指定重要文化財(建造物、2009年)

参考資料

『加賀市橋立の町並み 伝統的建造物群保存対策調査報告書』(加賀市教育委員会発行、2004年)

関連情報

非公開

他地域
との
つながり

北海道函館市
(住宅を所持。6代当主は函館生まれ。戦前まで生活)
サハリン(旧樺太に漁場を所有)