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北前船で財をなした豪商・銭屋家の家訓や盛時の動向を伝える、五兵衛肉筆の日記です。銭屋五兵衛は、江戸後期から幕末にかけて活躍した北前船の豪商で、「銭五」の略称でも親しまれています。この古文書は銭屋五兵衛の盛時の動向を書きとめた帳面で、年々留は文政11(1828)年から嘉永5(1852)年まで、ほとんどが銭屋五兵衛自身の筆によるものです。本史料は現存するほぼ唯一の銭屋五兵衛を知ることができる貴重な資料となっています。銭屋五兵衛の波瀾万丈の生涯を紹介する石川県銭屋五兵衛記念館で保管・展示されています。
都道府県
市町村
類型
種別
サイズ
構造等
年々留 長帳 墨付190枚
長帳 墨付135枚
留帳 袋綴 墨付116枚
袋綴 墨付162枚
所在地
石川県金沢市金石本町ロ55
石川県銭屋五兵衛記念館
指定
石川県指定文化財(1984年)