クリックで拡大
北前船と北前船でにぎわう港の様子を描いた絵巻です。本絵巻は3巻からなり、江戸時代後期の八橋一里塚から、津軽藩境岩館村(現八峰町)までの羽州街道と大間越への道筋を描いています。作者は秋田藩士の荻津勝孝(1746~1809)と考えられており、制作年代は18世紀末から19世紀初め頃と推定されています。上巻に描かれている土崎湊では、米俵が山積された米蔵が建ち並び、北前船寄港地としてにぎわう往時の姿を知ることができます。
都道府県
市町村
類型
種別
サイズ
構造等
3巻
所在地
秋田県秋田市中通2丁目3-8
秋田市立千秋美術館
指定
秋田県指定有形文化財
(歴史資料、1986年)
参考資料
『秋田市の文化財』(秋田市教育委員会、2001年)
関連情報
展覧会の内容により公開