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北前船と北前船でにぎわう港の様子を描いた絵巻です。作者は荻津勝孝(1746~1809)と考えられており、男鹿の山を背景とし北前船が停泊する港が描かれています。全図共に狩野派の筆法によりますが、わずかに遠近法を用いた部分も見受けられます。よどみのない線描と丁寧な色彩により描かれた港の景観は、美術作品としての価値に加え、歴史資料、民俗資料としても貴重です。
都道府県
市町村
類型
種別
サイズ
構造等
1巻
所在地
秋田市金足鳰崎字後山52
秋田県立博物館
指定
秋田県指定有形文化財
(絵画、1954年)
参考資料
『秋田市の文化財』
(秋田市教育委員会、2001年)
関連情報
展示室内で複製を公開中