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 構成文化財 高砂堀川遺跡

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説明

江戸時代の17世紀初頭に都市整備した際、町割りの周囲は堀川を巡らせ、舟運を容易にさせました。まちの中心を貫く南堀川の周囲には、工楽松右衛門旧宅などの商家や蔵が建ち並んでいました。発掘調査で江戸時代後期の雁木や護岸石垣などが確認され、近世船着場の遺構として、整備し公開されています。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 高砂市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • その他

サイズ
構造等

近世港湾遺構(雁木・護岸等)

所在地

兵庫県高砂市高砂町今津町・材木町等

指定

兵庫県指定文化財(2019年)

参考資料

『高砂町遺跡Ⅱ』(高砂市教育委員会、2019年)

 構成文化財 高砂地区歴史的景観形成地区

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説明

江戸時代の17世紀初頭に、姫路藩の拠点港として築かれたまちで、碁盤目状の町割りに、町屋・社寺・近代建築等が建ち並びます。北前船が寄港した西廻り航路の廻船業を営む船主が集住していた港町です。平成18(2006)年に兵庫県の歴史的景観形成地区に指定されています。

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 高砂市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

所在地

兵庫県高砂市高砂町

指定

兵庫県歴史的景観形成地区(2006年)

 構成文化財 常夜灯(高砂神社)

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説明

寛政11(1799)年に建立された大形の石灯籠です。もとは海岸をのぞむ高砂神社の鳥居南にありましたが、現在は境内に移されています。石灯籠には「象頭山」と刻まれ、高砂と金毘羅を結ぶ航路の関係者が寄進したものと考えられています。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 高砂市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 灯籠
  • 石造物(灯籠、玉垣など)

サイズ
構造等

石造(1対)

所在地

兵庫県高砂市高砂町東宮町190
高砂神社内

年代

  • 1799年 建立

寛政11年建立

新温泉町

トンネルを抜けるたびに現れる美しい入江に「わぁきれい!」と声があがります。日本海に沿った但馬地方の陸路(ユネスコの山陰海岸ジオパークに認定)はそんな光景の繰り返しです。新温泉町諸寄は狭い入り口から内部に広がる天然の良港で、江戸時代から、北前船の寄港地として栄えており、中藤田家(網干屋)、東藤田家、道盛家(千原屋)などの有力船主がいました。北前船による人や物の交流で、地域の文化も活性化。諸寄地区出身の明治期の歌人前田純孝や日本画家谷角日沙春ら、多くの文化人を輩出しました。

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概要

トンネルを抜けるたびに現れる美しい入江に「わぁきれい!」と声があがります。日本海に沿った但馬地方の陸路(ユネスコの山陰海岸ジオパークに認定)はそんな光景の繰り返しです。新温泉町諸寄は狭い入り口から内部に広がる天然の良港で、江戸時代から、北前船の寄港地として栄えており、中藤田家(網干屋)、東藤田家、道盛家(千原屋)などの有力船主がいました。北前船による人や物の交流で、地域の文化も活性化。諸寄地区出身の明治期の歌人前田純孝や日本画家谷角日沙春ら、多くの文化人を輩出しました。

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 新温泉町

類型

  • 風待ち・潮待ち港

類型

  • 風待ち・潮待ち港

年代

  • 年代不明

関連
文化財

 構成文化財 日和山

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説明

北前船の船乗りたちが出港前に日和を見た場所です。港が一望できる小高い山で常夜灯の一部が現存します。為世永神社の西にあり、文字通り日和を見る標高40m余りの山です。現在、「諸寄港日和山の灯台」「船害杭照射灯」「石ノ前照射灯」が設置されており、沖を航行する船舶の道しるべとなっています。「常燈」と「諸廻船問屋中」と刻まれた常夜灯の一部のみが残っています。諸廻船と取引をする廻船問屋が共同して建立されたものと思われます。この常夜燈も当時、地元の人々が豊岡代官所に度々嘆願して建立されたという歴史もあります。

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 新温泉町

類型

  • 風待ち・潮待ち港

種別

  • 構成文化財
  • 日和山

サイズ
構造等

石造(灯籠の一部は現存)

所在地

兵庫県美方郡新温泉町諸寄地先

参考資料

『但馬廻船史話』
(安本恭二著、2002年)

関連情報

公開

他地域
との
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豊岡市(常夜灯建設に伴う役所)

 構成文化財 為世永神社

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説明

為世永神社は、全国の北前船の船主や船乗りたちが航海の安全を祈願した神社で、境内には明治17年から18年にかけて全国の船主が寄進した玉垣と灯籠・狛犬が現存します。石材は出雲の「来待石(きまちいし)」で、狛犬は日本海沿岸に多く見られる「出雲型」です。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 新温泉町

類型

  • 風待ち・潮待ち港

種別

  • 構成文化財
  • 建物
  • 灯籠
  • 狛犬
  • 石造物(灯籠、玉垣など)

サイズ
構造等

灯籠:6基
玉垣:高さ84cm 長さ(延長)3900cm
狛犬:1対2基

所在地

兵庫県美方郡新温泉町諸寄3239

年代

  • 1884年-1885年 寄進
  • 明治時代

明治17年〜明治18年奉納

指定

新温泉町指定文化財建造物(2018年)

参考資料

『但馬廻船史話』
(安本恭二著、2002年)

関連情報

公開
為世永(いよなが)神社

他地域
との
つながり

出雲地方及び全国各地の北前船寄港地の回船問屋など(玉垣寄進者)

 構成文化財 諸谷山龍満寺

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説明

龍満寺は、元天台宗の寺として創建され、慶長9(1604)年、曹洞宗に改宗された寺院で、文政3(1820)年に伯州橋津浦の直乗船頭孫七船が諸寄沖で難破した際、亡くなった水主を弔い、土葬された記録が残されています。諸寄港周辺で破船・難破した記録は、28件、新温泉町を含めると、天明3(1783)年から明治11年(1878)年の百年間に93件の難波記録が残されています。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 新温泉町

類型

  • 風待ち・潮待ち港

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

木造平屋建て 寺院造り
山門:龍宮門風造り 

所在地

兵庫県美方郡新温泉町諸寄356

年代

  • 1783年-1878年

難破記録;天明3年〜明治11年

関連情報

非公開

他地域
との
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鳥取市(難破船供養記録)

 構成文化財 東藤田家住宅

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説明

北前船で財をなした廻船問屋・藤田家の邸宅で、天明3(1783)年に中藤田家から分家し、その時「三十六石積の船一艘」が財産分けされた記録が残っています。その後この船を元手に事業を拡大して行きました。東藤田家は、諸寄港の積出商品「諸寄砥石」の砥石山を所有し、北前船で全国に運び、財をなしたといわれています。母屋は明治の中頃に建てられた石州瓦葺きの木造二階建で、現在ゲストハウスとして宿泊・公開されています。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 新温泉町

類型

  • 風待ち・潮待ち港

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

木造平屋建て 瓦葺き

所在地

兵庫県美方郡新温泉町諸寄577

年代

  • 1783年
  • 明治時代

天明3年分家

関連情報

公開

他地域
との
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島根県(石州瓦葺き家屋)

 構成文化財 中藤田家住宅

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説明

北前船で財をなした廻船問屋・藤田家の邸宅で、代々「網干屋」という屋号で呼ばれています。中藤田家が廻船に関わる仕事を始めた時期は、享保年間(1716~1736)頃で、母屋は明治の初め頃に建てられた石州瓦葺きの木造平屋建です。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 新温泉町

類型

  • 風待ち・潮待ち港

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

木造平屋建て 瓦葺き

所在地

兵庫県美方郡新温泉町諸寄3253

年代

  • 1716年-1736年頃

中藤田家が廻船業を開始した時期:享保年間

関連情報

非公開

他地域
との
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鳥取市(創業者の出身地)
島根県(石州瓦葺き家屋)

 構成文化財 道盛家住宅

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説明

北前船で財をなした廻船問屋・道盛家の邸宅で、代々「千原屋」という屋号で呼ばれています。道盛家は、享和3(1803)年~明治期にかけて北前船によって急速に伸びてきた廻船問屋です。母屋は、明治の中ごろに建てられた石州瓦葺きの木造2階建です。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 新温泉町

類型

  • 風待ち・潮待ち港

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

木造平屋建て 瓦葺き

所在地

兵庫県美方郡新温泉町諸寄665

年代

  • 1803年以後
  • 明治時代

関連情報

非公開

他地域
との
つながり

島根県(石州瓦葺き家屋)