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 構成文化財 生島

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説明

坂越湾に浮かぶ面積8ha程度の小島で、大避神社の神地として人の立ち入りが厳しく制限されてきたため、照葉樹林が良好な状態で残されています。人工の港湾施設ではありませんが、港の風よけともなる島で、その島影は「オオブクロ」と呼ばれ絶好の風よけの場所となっていました。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 赤穂市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • その他

サイズ
構造等

80,974㎡

所在地

兵庫県赤穂市坂越

指定

国指定文化財(天然紀念物、1924年)

参考資料

『生島の植生調査報告ー植生管理後10年後の現状ー』(赤穂市教育委員会、2012年)、『天然記念物生島の植生調査報告2021』(赤穂市教育委員会、2022年)

関連情報

生島(いきしま)

 構成文化財 船賃銀定法

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説明

坂越を起点に全国72港までの船衆賃金が板に朱漆書きされたもので、元文4(1739)年の銘があります。回送先には、西国まわりはもちろん、松前・津軽・秋田・越中・能登・加賀・若狭・敦賀などが見え、広範囲に行き来していたことがわかります。江戸時代の廻船業者であった大西家に残されたもので、この他に祭礼や廻船関係など近世・近代の文書があります。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 赤穂市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 文書

サイズ
構造等

181cm×25.3cm

所在地

兵庫県赤穂市坂越(個人蔵)

年代

  • 1739年

元文4年の銘あり

指定

赤穂市指定文化財
(古文書類、1995年)

関連情報

非公開(個人蔵のため)

他地域
との
つながり

西日本周辺、北海道松前町(松前)、青森県(津軽)、秋田県(秋田)、富山県(越中)、石川県(能登、加賀)、福井県(若狭、敦賀)など

 構成文化財 坂越の船祭

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説明

大避神社の秋の例大祭で、山麓の神社から生島にある御旅所まで渡御を行います。祭礼用和船11艘に、頭人をはじめとする各組、神輿がそれぞれ分乗し、船団を組んで悠然と湾内を進みます。かつては、繁栄を極めた廻船業者が祭礼を経済的に支えたほか、廻船の水主達が船団を曳航する櫂伝馬の漕ぎ手を務めるなど、近世廻船業の繁栄とともに伝承されてきました。瀬戸内海を代表する大規模な船祭の典型として、重要無形民俗文化財に指定されています。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 赤穂市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 祭礼

所在地

兵庫県赤穂市坂越

指定

国指定重要文化財
(無形民俗文化財、2012年)

参考資料

『坂越の船祭り総合調査報告書』
(赤穂市教育委員会、2010年)

洲本市

洲本市五色町都志は廻船業を興し、蝦夷地開拓や日露民間外交の先駆者として活躍した高田屋嘉兵衛の生誕地です。嘉兵衛は22歳の時に兵庫へ出て拠点を構え、後に箱館(函館)に拠点を移し、幕府の御用商人となり豪商への道を歩みます。択捉島と国後島間の航路開拓や漁場を開くなど、北方の開拓者としても活躍しました。

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概要

洲本市五色町都志は廻船業を興し、蝦夷地開拓や日露民間外交の先駆者として活躍した高田屋嘉兵衛の生誕地です。嘉兵衛は22歳の時に兵庫へ出て拠点を構え、後に箱館(函館)に拠点を移し、幕府の御用商人となり豪商への道を歩みます。択捉島と国後島間の航路開拓や漁場を開くなど、北方の開拓者としても活躍しました。

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 洲本市

類型

  • 船主集落

類型

  • 船主集落

年代

  • 年代不明

関連
文化財

 構成文化財 都志八幡神社奉納物

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説明

北前船の船乗りたちに崇拝された神社で、船主・水主が奉納した石燈籠が多数残ります。高田屋嘉兵衛の生家の氏神で、隋身門は高田屋嘉兵衛がゴローニン事件でロシアに抑留された後、帰国した際、文化8(1811)年に寄進したものです。その右隣には嘉兵衛の弟嘉蔵らが兄の無事を祈願して寄進した願文があります。隋身門は2016年に200年ぶりに改修されました。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 洲本市

類型

  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 建物
  • 灯籠
  • 石造物(灯籠、玉垣など)
  • その他

所在地

兵庫県洲本市五色町都志大宮63

年代

  • 1811年 寄進-2016年 改修
  • 江戸時代

文化8年寄進 平成28年改修

関連情報

公開

他地域
との
つながり

北海道函館市(高田屋嘉兵衛屋敷跡、本店跡、銅像)
兵庫県神戸市
(高田屋嘉兵衛の本店所在地)

 構成文化財 高田屋嘉兵衛邸宅跡

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説明

北前船で財を成した北海の開拓者、高田屋嘉兵衛の邸宅跡です。嘉兵衛が生まれた頃は小さな家でしたが、文化年間(1804-1816)に大規模なものになりました。母屋だけで9間半に5間、それ以外に7棟あり、周囲に高い塀をめぐらせた屋敷の総面積は1892㎡に及びました。屋敷は明治初期にほとんど売却されました。大正4(1915)年に嘉兵衛翁を顕彰する石碑が建てられ、毎年8月15日にはこの地で供養の神事が行われています。のこっていた厩は平成7(1993)年の阪神・淡路大震災後に撤去されました。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 洲本市

類型

  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

記念碑(高さ6.3m、幅3.0m、厚さ0.45〜0.75m)

所在地

兵庫県洲本市五色町都志バスセンター向かい

年代

  • 1915年 建立
  • 江戸時代

顕彰碑:大正4年

関連情報

公開

他地域
との
つながり

北海道函館市(高田屋嘉兵衛屋敷跡、本店跡、銅像)
兵庫県神戸市
(高田屋嘉兵衛本店)

 構成文化財 都志の町並み

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説明

都志は古くから港として栄えたまちで、江戸時代の記録によると、海運に携わる人が多数を占めた船主集落だったことがわかります。現在も当時の地割を伝える細い路地が残っています。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 洲本市

類型

  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

所在地

兵庫県洲本市五色町都志

関連情報

公開

 構成文化財 高田屋関連資料群

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説明

高田屋嘉兵衛公園内の高田屋顕彰館・菜の花ホールには、高田屋に関する文書が多数所蔵展示されており、北前船で財を成した高田屋の歴史を知ることができます。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 洲本市

類型

  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 文書

所在地

兵庫県洲本市五色町都志1087
高田屋嘉兵衛公園内

関連情報

開館時間:10:00-17:00
休館日:毎週火曜日 祝日の場合は翌平日 1月後半と6月第2週木曜に公園全施設の休園日あり

他地域
との
つながり

北海道函館市(高田屋嘉兵衛屋敷跡、本店跡、銅像)
兵庫県神戸市
(高田屋嘉兵衛の本店所在地)

 構成文化財 都志八幡神社船歌

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説明

都志八幡神社の春季大祭で奉納される船歌です。大浜若が御前御船歌、新在家若が御後御船歌を奉納します。大祭には、都志八幡神社から住吉神社までだんじりが練り歩きます。船主に崇敬される両社で神事が執り行われる様子は、近世より続く船主集落の伝統を今に伝えています。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 洲本市

類型

  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 民謡
  • 祭礼

所在地

兵庫県洲本市五色町都志大宮63
都志八幡神社

関連情報

公開(春季祭礼「渡御祭」時、毎年4月の第一日曜)

姫路市

姫路藩の外港の一つとして、姫路市の野田川河口に開けた飾磨津は、『万葉集』にも記される古くからの海運の要衝で、江戸時代になると瀬戸内海の往来船や北前船の寄港地として発展しました。飾磨街道と浜街道の道沿いに、往時の繁栄を物語る回船問屋の屋敷や土蔵のある街並みが続きます。古着商の馬場家、北前船で財を成した中島家には商取引に係わる文書や酒田の本間家との書簡が伝えられ、多くの取引が行われたことを示すとともに、遠く離れた庄内地方とのつながりを今に伝えています。

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概要

姫路藩の外港の一つとして、姫路市の野田川河口に開けた飾磨津は、『万葉集』にも記される古くからの海運の要衝で、江戸時代になると瀬戸内海の往来船や北前船の寄港地として発展しました。飾磨街道と浜街道の道沿いに、往時の繁栄を物語る回船問屋の屋敷や土蔵のある街並みが続きます。古着商の馬場家、北前船で財を成した中島家には商取引に係わる文書や酒田の本間家との書簡が伝えられ、多くの取引が行われたことを示すとともに、遠く離れた庄内地方とのつながりを今に伝えています。

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 姫路市

類型

  • 寄港地

類型

  • 寄港地

年代

  • 年代不明

関連
文化財

関連
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