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 構成文化財 祇園神社の奉納物

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説明

下津井港を見下ろす岬の上に鎮座します。神社には海の守護神に航海の安全を祈願して北前船の船主たちが奉納した玉垣や灯篭が数多く残っています。

関連サイト

都道府県

  • 岡山県

市町村

  • 倉敷市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 灯籠
  • 玉垣
  • 石造物(灯籠、玉垣など)

所在地

岡山県倉敷市下津井1-13-16
祇園神社

参考資料

『倉敷市下津井地区歴史的景観調査報告書』(1985年)

他地域
との
つながり

【玉垣等の奉納者】
新潟県(上越市など)
富山県(高岡市など)
石川県(加賀市、白山市など)
瀬戸内海各地

 構成文化財 下津井祇園文書

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説明

港の守り神である祇園神社に伝わる文書で、江戸時代末期の下津井港に関する記録が残されています。この中には当時の商法を知ることのできる「旧長浜記」(1801年)や神社への寄進を記した「玉垣勧進帳」(1827年)などがあり、港町として賑わった下津井港の往時の繁栄を知ることができます。

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類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 文書

所在地

岡山県倉敷市下津井1-13-16
祇園神社

指定

倉敷市指定重要文化財(1970年)

関連情報

個人蔵のため非公開

 構成文化財 旧野﨑家住宅

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説明

江戸時代後半に製塩業と新田開発で財を成し、「塩田王」と呼ばれた野﨑武左衛門の旧宅で、約3千坪の敷地に主屋、蔵など12棟が建ち並びます。塩は瀬戸内を代表する重要な交易品であり、野崎浜で生産された塩は北前船で日本海沿岸をはじめ各地へ運ばれました。

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  • 倉敷市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

主屋:木造2階建て

所在地

岡山県倉敷市児島味野1-11-19

指定

国指定重要文化財(2006年)
岡山県指定史跡(1977年)

参考資料

『野﨑家旧宅調査報告書』(2006年)
『児島風土記』(1982年)

関連情報

公開時間:9:00~17:00
(入館締切16:30)
休館日:毎週月曜日・年末年始
入館料:大人500円、小中学生300円

 構成文化財 旧野崎浜灯明台

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説明

塩田のあった野崎浜に出入りする北前船の安全を守るための灯台です。文久3(1863)年に建てられた木造の灯明台で塩を積みだしていた野﨑浜の入江の埠頭に位置します。灯明台は桁行1間、梁間1間で本瓦葺の屋根には宝珠が据えられています。高さは9.7mで灯室の周囲には欄干を巡らしています。

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市町村

  • 倉敷市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物
  • その他

サイズ
構造等

木造本瓦葺き 総高約9m

所在地

岡山県倉敷市児島味野

年代

  • 1863年 建築
  • 江戸時代

指定

倉敷市指定重要文化財(1974年)

参考資料

『児島風土記』(1982年)

 構成文化財 玉島町並み保存地区

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説明

玉島はかつて島々の点在する海でしたが、江戸時代初期の備中松山藩によって新田開発が行われ、寛文11(1671)年に玉島港が整備されました。江戸時代中期以降、北前船が寄港するようになると、周辺で生産された備中綿を売買する拠点として「西の浪速」と呼ばれるほど発展しました。現在でも当時の商家や土蔵が残り、歴史的景観をとどめています。

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市町村

  • 倉敷市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

サイズ
構造等

本瓦葺き 1階真壁 2階大壁の漆喰塗
6.6ha

所在地

岡山県倉敷市玉島

指定

岡山県指定町並み保存地区(1995年)

参考資料

『玉島町並み保存基本計画』
(1993年)

 構成文化財 旧柚木家住宅(西爽亭)

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説明

柚木家は代々備中松山藩に藩の諸役として仕え、玉島の庄屋も務めた旧家で、北前船の船主でもありました。商売を行っていた主屋部分と藩主が領内の巡視などで訪れた際に使われた西爽亭部分からなります。北前船に関する文書が残っており、往時の港町の繁栄を知ることができます。

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  • 岡山県

市町村

  • 倉敷市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

木造平屋建

所在地

岡山県倉敷市玉島3-8-25

指定

国登録文化財(2000年)

参考資料

『玉島町並み保存基本計画』
(1993年)

関連情報

開館時間:9:00~17:00
休館日:毎週月曜日・年末年始
入館料:無料

 構成文化財 羽黒神社の奉納物

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説明

万治元(1658)年に備中松山藩主の水谷勝隆(みずのやかずたか)が玉島港を開くにあたり、干拓工事の成功を祈って出羽の羽黒神社を勧請した神社です。港の守り神として信仰を集め、北前船の船主たちが航海の安全を祈願して奉納した玉垣や船絵馬が残っています。

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市町村

  • 倉敷市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 玉垣
  • 船絵馬

所在地

岡山県倉敷市玉島中央町1-12-1

年代

  • 1658年 開創
  • 江戸時代

万治元年

参考資料

『玉島町並み保存基本計画』
(1993年)

関連情報

公開

鶴岡市

江戸時代の庄内藩最大の港は酒田でしたが、城下町だった鶴岡市にも北前船寄港地が点在します。越後からの関門、鼠ヶ関は小さな湾ですが、藩の番所があり、そこから北上した加茂は、城下の生活物資を陸揚げする重要港で、湾に面して廻船問屋が並んでいました。加茂からほど近い古刹、善寶寺には北前船の船頭も参拝に来ました。市の中心部にある致道博物館には北前船コーナーがあり、和船模型や船絵馬が展示されています。

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概要

江戸時代の庄内藩最大の港は酒田でしたが、城下町だった鶴岡市にも北前船寄港地が点在します。越後からの関門、鼠ヶ関は小さな湾ですが、藩の番所があり、そこから北上した加茂は、城下の生活物資を陸揚げする重要港で、湾に面して廻船問屋が並んでいました。加茂からほど近い古刹、善寶寺には北前船の船頭も参拝に来ました。市の中心部にある致道博物館には北前船コーナーがあり、和船模型や船絵馬が展示されています。

都道府県

  • 山形県

市町村

  • 鶴岡市

類型

  • 寄港地

類型

  • 寄港地

年代

  • 年代不明

関連
文化財

関連
サイト

 構成文化財 加茂港周辺の町並み

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説明

加茂地域は港に面して廻船問屋が並んでいた重要港であり、今でも北前船で栄えた当時の町割りがそのまま残っています。

関連サイト

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  • 山形県

市町村

  • 鶴岡市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

所在地

鶴岡市加茂

 構成文化財 石名坂家住宅主屋・蔵

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説明

北前船船主の家屋及び蔵です。主屋正面妻壁軒下には航海安全を祈る祈祷札があり、その歴史を物語っています。内部は、太い柱や梁を用い、全体に透漆を施すなど豪華な造りとなっています。蔵は、周囲が板壁(現在は一部トタン等に改造)のサヤで覆われ、主屋と同じく各部材を透漆で塗る豪華な造りで、加茂町の伝統的な住宅の屋敷構えを構成しています。

関連サイト

都道府県

  • 山形県

市町村

  • 鶴岡市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

木造平屋建 一部2階建 瓦葺 建築面積127㎡ 1棟(主屋)
土蔵造2階建 瓦葺 建築面積50㎡ 1棟(蔵)

所在地

山形県鶴岡市字加茂字加茂54

年代

  • 1850年 建築
  • 江戸時代

嘉永3年建築

指定

国指定登録有形文化財
(建造物、1998年)