千砂子波止と高燈籠

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説明

北前船の港町としての発展を支えた全長65間(約120m)の大波止です。広島藩が御手洗の港を拡張するために築造しました。「西国無双之湊」としての地位は、19世紀以降危うくなり、廻船誘致のためより一層の港湾整備が必要とされ、広島藩が御手洗の港の拡張を図るため築造した全長65間(120m)の大波止です。
 住吉神社の参道前の「高燈籠」は当地の庄屋金子忠左衛門が寄進したもので、当初は千砂子波止の突端にあり、木製でしたが、暴風雨によって破損したため、天保3(1832)年に石造りに建て替えられ、明治12(1879)年頃まで北前船などの航行の安全のための常夜灯として灯し続けられました。

関連サイト

都道府県

  • 広島県

市町村

  • 呉市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 灯籠
  • 石造物(灯籠、玉垣など)
  • その他

サイズ
構造等

千砂子波止 長さ:約120m
高燈籠:石造

所在地

広島県呉市豊町御手洗字住吉町