燕喜館(旧齋藤家住宅)主屋

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説明

北前船等で財をなした新潟町の代表的な商家・齋藤家が、明治41(1908)年の大火の後、焼失した旧宅に代えて新築した邸宅です。商家部分の主屋棟と接客部分の座敷棟に分かれていました。平成9(1997)年に座敷棟が白山公園内に移築。杉の四方柾、紫檀・黒檀を多用し、欄間や床の間を数寄屋風とする等、贅を凝らした造りです。館名は、接客のための部屋を「宴を催し、楽しみ喜ぶ」という意味で「燕喜館」と称したことからきています。平成12(2000)年4月に国登録文化財となりました。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 新潟市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

木造平屋建て・寄棟・桟瓦葺
創建時約776㎡、現存約241㎡

所在地

新潟県新潟市中央区一番堀通町1-2
白山公園内

年代

  • 1908年 建築
  • 明治時代

明治41年建築

指定

国登録有形文化財(2000年)

参考資料

新潟市歴史双書6『新潟市の文化財』(新潟市、2002年)、新潟市歴史博物館編『新潟市の文化財』(2019)、横木剛『新潟の廻船問屋』(アミックス、2021年)

関連情報

開館時間:9:00~17:00
休館日:毎月第1・3月曜日
(休日の場合は翌日)・12/29~1/3
観覧料:見学は無料

他地域
との
つながり

福井県坂井市(齋藤家の出身地)