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明治36(1903)年に橋立(現・石川県加賀市)出身の北前船主・増田又右衛門によって建造されました。当時、倉庫のすぐ前は海で、手宮駅と港に近く、海陸とも荷物の輸送と貯蔵に最適の場所でした。平成9(1997)年に大規模な改修工事が行われています。旧広海倉庫、旧右近倉庫が隣接し、かつての倉庫街の面影をいまに伝える貴重な景観を形成しています。
都道府県
市町村
類型
種別
サイズ
構造等
木骨石造2階建
所在地
北海道小樽市色内3-10-19
年代
明治36年建築 平成9年改修
指定
小樽市指定歴史的建造物
(第22号、1991年)
参考資料
高野宏康「旧増田倉庫」『小樽チャンネルMagazine』(株式会社K2、Vol.36、2018年11月号)、NPO法人小樽ワークス『歴史的建造物の街 小樽』(2012年)、牧野隆信「北前船主増田又右衛門家文書略報」『えぬのくに』(江沼地方史研究会、第38号、1993年)
関連情報
内部は非公開
他地域
との
つながり
石川県加賀市(増田家の出身地)
福井県小浜市(建設時に使用された若狭瓦の産地)