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明治23年から27年(1890~1894)にかけて、橋立(現・石川県加賀市)出身の北前船主・西出孫左衛門と西谷庄八によって建造された、小樽を代表する木骨石造倉庫です。寄棟の屋根瓦に鯱をのせた和洋折衷のデザインで、煉瓦造りの事務所を中心に左右対称に展開し、中庭を囲むように倉庫を配置しているのが特徴。現在、北側は小樽市総合博物館運河館として活用されています。第一展示室には北前船関連の資料が多数展示されています。
都道府県
市町村
類型
種別
サイズ
構造等
木骨石造平家、木骨れんが造2階建
所在地
北海道小樽市色内2-1-20
年代
明治23年〜明治27年
指定
小樽市指定歴史的建造物
(第13号、1985年)
参考資料
高野宏康「小樽と北前船・北前船主(その五)」『月刊小樽學』(NPO法人歴史文化研究所、通巻148号、2021年7月号)、駒木定正「小樽倉庫の成り立ちと耐震調査」『月刊小樽學』(NPO法人歴史文化研究所、通巻第129号、2019年12月号)、高野宏康「旧小樽倉庫事務所」『小樽チャンネルMagazine』(株式会社K2、Vol.25、2017年12月号)
関連情報
博物館、販売店、観光案内所、イベントスペース等として活用
他地域
との
つながり
石川県加賀市(西出家、西谷家の出身地)
福井県小浜市(建築時に使用された若狭瓦の産地。現在、若狭瓦はシャチホコ部分のみ)