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北前船の船乗りたちが出港前に日和を見た場所です。港が一望できる小高い山で常夜灯の一部が現存します。為世永神社の西にあり、文字通り日和を見る標高40m余りの山です。現在、「諸寄港日和山の灯台」「船害杭照射灯」「石ノ前照射灯」が設置されており、沖を航行する船舶の道しるべとなっています。「常燈」と「諸廻船問屋中」と刻まれた常夜灯の一部のみが残っています。諸廻船と取引をする廻船問屋が共同して建立されたものと思われます。この常夜燈も当時、地元の人々が豊岡代官所に度々嘆願して建立されたという歴史もあります。
都道府県
市町村
類型
種別
サイズ
構造等
石造(灯籠の一部は現存)
所在地
兵庫県美方郡新温泉町諸寄地先
参考資料
『但馬廻船史話』
(安本恭二著、2002年)
関連情報
公開
他地域
との
つながり
豊岡市(常夜灯建設に伴う役所)