浄土寺

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説明

浄土寺は、本堂・多宝塔(国宝)、阿弥陀堂・山門・方丈・庫裏及び客殿・茶室露滴庵(重要文化財)など、中世から近世の建造物が並び、境内全体が国宝指定を受けています。浄土寺周辺は、開港当時から尾道水道を経由した港の中枢地域であり、京都へ上る途中で尾道周辺の勢力を集め、勢いを増した足利尊氏など、数多くの歴史を紡ぎだした重要な場所です。また、同時に古くから海運商人の信仰を集めている寺でもあり、宝暦13(1763)年奉納の北前船絵馬や明治31(1898)年奉納の鰤市絵馬など、当時の状況を読み取ることができる歴史資料が残されています。

関連サイト

都道府県

  • 広島県

市町村

  • 尾道市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 絵図
  • 船絵馬

所在地

広島県尾道市東久保町20-28

指定

紙本著色尾道絵屏風(尾道市重要文化財、1972年)

参考資料

『国宝の寺 尾道浄土寺』(浄土寺、2001年)、『新尾道市史文化財編上巻』(尾道市、2019年)

関連情報

年中無休:8:00-17:00    
拝観料 :無料
内部拝観:大人600円/小中学生300円 宝物館 400円
本堂内陣(国宝)/阿弥陀堂内陣・方丈・庫裏・客殿(国重文)/庭園(国の名勝)

他地域
との
つながり

大阪府大阪市(住吉大社)