加賀市加賀橋立伝統的建造物群保存地区

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説明

橋立は加賀市北部の海岸線近くに位置し、北前船の船主・船頭らが居住した船主集落です。江戸時代後期の寛政8(1796)年には船主ら42名の名前がみえ、一大集落として発展しました。地区には江戸時代末から明治時代初期にかけて建てられた豪壮な船主・船頭の邸宅が軒を連ね、赤瓦の屋根と笏谷石で造られた石垣が特徴的です。北前船が繁栄した往時の面影を色濃く残しており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

関連サイト

都道府県

  • 石川県

市町村

  • 加賀市

類型

  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

サイズ
構造等

11ha

所在地

石川県加賀市橋立町

指定

国選定重要伝統的建造物群保存地区
(2005年)

参考資料

『加賀市橋立の町並み 伝統的建造物群保存対策調査報告書』(加賀市教育委員会発行、2004年)

関連情報

エリア内散策可

他地域
との
つながり

北海道小樽市
(橋立出身の船主の倉庫が現存)
北海道函館市(多くの船主が寄港し、別荘等を構えた)
北海道松前町(松前藩の御用船として船主が従事した)
滋賀県(近江商人の船乗りとして雇用されていた)