賀露神社

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説明

北前船船主が集住する賀露に鎮座する神社です。越前産笏谷石の参道、尾道石工の常夜燈や船絵馬・船模型、錨などが奉納されています。寛政12(1800)年に地元の「木屋」「見世屋」「濱屋」など15人の廻船業者が寄進した石灯籠は尾道の石工「勘十郎」の作で、原石は北前船で運ばれたと考えられています。天保4(1833)年に地元の有志が寄進した5分の1サイズの船模型は現在の金額で1千万円とされています。本殿裏の玉垣には京丹後の船主の名前が刻まれているなど、この神社は北前船と深い関わりがあったことが伺えます。

関連サイト

都道府県

  • 鳥取県

市町村

  • 鳥取市

類型

  • 寄港地
  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 建物
  • 石造物(灯籠、玉垣など)
  • 船模型
  • 船絵馬
  • その他

所在地

鳥取県鳥取市賀露町北1-21-8

年代

  • 1800年 奉納-1833年 奉納
  • 江戸時代

石灯籠;寛政12年奉納 船模型:天保4年奉納

関連情報

公開

他地域
との
つながり

広島県尾道市
(常夜灯の石工)
福井県坂井市
(神社参道の越前産笏谷石が積み出された三国港)
京都府京丹後市
(玉垣の寄進者)