金刀比羅神社難船彫刻絵馬

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説明

寄合町の金刀比羅神社は、新潟町の廻船問屋鈴木弥五左エ門が、持ち船である白山丸の遭難を祈願により回避できたことに感謝し、讃岐(香川県)金刀比羅神社を勧請、文政4(1821)年に創立しました。絵馬は明治30(1897)年、神社が自社の霊験を示すため、白山丸船頭の話を基に、遭難時の様子を欅の板に彫刻、額装し、奉納したものです。一般の絵馬にはない彫刻の手法が用いられている点が珍しいです。昭和59(1984)年11月に新潟市文化財指定されています。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 新潟市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 船絵馬

サイズ
構造等

彫刻部の寸法 縦53㎝、横153㎝
欅(けやき)

所在地

新潟県新潟市中央区寄合町4579
金刀比羅神社

年代

  • 1897年 奉納
  • 明治時代

明治30年奉納

指定

新潟市指定文化財(1984年)

参考資料

「金刀比羅神社船絵馬調査」『昭和58年度新潟市文化財調査概要』(新潟市教育委員会社会教育課、1984年)、『新潟市の文化財』(新潟市歴史双書6、新潟市、2002年)

関連情報

公開(拝殿内に設置)

他地域
との
つながり

香川県仲多度郡琴平町(金刀比羅宮)