松前沖揚げ音頭

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説明

江戸時代末期、ニシン漁の盛行により、前浜では多く漁夫(ヤン衆)を引連れて厳しい一連の作業が行われました。作業には船漕ぎ、網起こし、沖揚げ、子叩きなど、それぞれに特有の歌が生まれ、これらの作業歌は「鰊場音頭」や「沖揚げ音頭」と呼ばれるもので、道南各地から北海道の沿岸地域で伝えられています。松前地方ではいつごろから歌われていたか定かではありませんが、ニシン漁が盛行する幕末には既に歌われていたと考えられています。

関連サイト

都道府県

  • 北海道

市町村

  • 松前町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 民謡

所在地

北海道松前郡松前町

指定

松前町指定無形民俗文化財(1997年)

参考資料

『日本最北の城下町 松前の文化財』
(松前町教育委員会、2011年)

関連情報

例年4/29の郷土芸能大公開にて公演(保存団体の都合により不参加の場合があります)