宮津おどり

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説明

花街・新浜で歌われた「宮津節」や「あいやえ踊り」「松坂踊り」で構成される民俗芸能です。「あいやえ踊り」はハイヤ節が起源とされる北前船によりもたらされたとされます。「宮津節」と「宮津盆おどり松坂」、「あいやえおどり」の3つ唄と踊りで構成されます。「二度と行こまい丹後の宮津」のフレーズで知られる宮津節は、江戸時代後期から明治時代に船乗りや商人、旅人で賑わった花街・新浜で、芸妓たちが披露した座敷唄と考えられます。また「あいやえ」は、天草の「ハイヤ節」が北前船などに伴って全国の港町に伝播したものとされます。

都道府県

  • 京都府

市町村

  • 宮津市

類型

  • 寄港地
  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 民謡

指定

宮津市指定無形民俗文化財(2018年)、日本遺産「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」構成文化財(2017年)

他地域
との
つながり

加賀、仙台、米沢、江戸、小倉(「宮津節」の歌詞に登場)
「あいやえ」の伝承地