長沖 金剛・蔵

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説明

【長沖・金剛】
北前船主・松村家の離れを料亭の大広間「金剛」として移築したものです。梯川河口左岸にある老舗料亭の客室棟で、入母屋造平屋建です。16畳主室など3室を並べて広縁を通し、幅広の天井板など良材を用い、加賀らしい赤色の土壁を塗るなど、格調高い意匠となっています。蔵は、北前船主瀬戸家が江戸末期に建てた船道具蔵です。当初は平屋建で、昭和20(1945)年頃に2階の床を設けました。外壁は竪板張で、壁の下地に石板を張るという当地で散見される技法を用いいています。川岸に近く、北前船で栄えた往時の安宅港の景観を伝える希少ない遺構です。

【長沖・蔵】
北前船主瀬戸家が江戸末期に建てた船道具蔵です。当初は平屋建で、昭和20(1945)年頃に2階の床を設けました。外壁は竪板張で、壁の下地に石板を張るという当地で散見される技法を用いいています。川岸に近く、北前船で栄えた往時の安宅港の景観を伝える希少な遺構です。

関連サイト

都道府県

  • 石川県

市町村

  • 小松市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

木造平屋建 瓦葺 
建築面積95㎡ 1棟

土蔵造2階建 瓦葺 
建築面積89㎡ 1棟

所在地

石川県小松市安宅町タ12
長沖・金剛
石川県小松市安宅町タ45
長沖・蔵

年代

  • 1926年 建築

長沖・金剛:昭和元年建築 昭和21年移築 長沖・蔵:江戸末期建築

指定

長沖・金剛
国登録有形文化財(2015年)

長沖・蔵
国登録有形文化財(2015年)

関連情報

公開