直江津の海上信仰資料

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説明

北前船船主が航海安全を祈願して寺社に奉納した船絵馬・船模型からなる資料群です。直江津は、室町時代成立と伝えられる海上法規「廻船式目」の三津七湊の一つに数えられ、安寿と厨子王で知られる説教節「さんせう太夫」などでは西や東に船が行きかう境界都市としての姿が描かれるなど、北前船就航以前から、越後府中の湊、大きな後背地を持つ商業港として繁栄していました。江戸時代から明治時代にかけては、高田藩の外港として、また長野方面への玄関口として、北前船寄港地として繁栄しました。これら船絵馬や船模型は、北前船船主たちにより航海の安全を祈願、または航海の無事を感謝して奉納されたもので、当時の物流を支えた北前船の寄港地としての歴史を物語る資料群です。

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 上越市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 船模型
  • 船絵馬

所在地

新潟県上越市

指定

上越市指定文化財(2018年4月、「船絵馬並びに船模型」として指定)

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文化財