日本舞踊市山流(古町芸妓)

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説明

北前船の隆盛で全国屈指の花街となった新潟・古町を支える芸妓の芸の基礎です。江戸時代中期に市山七十郎が大坂で創始。幕末、三代目七十郎が新潟を訪れ、後の四代目に舞踏を指南しました。四代目以降は新潟が本拠地となり、以後女性舞踏家が流派を継承しています。地方に宗家があり、その地で140年以上続いているのは市山流のみです。舞踏は上方風で古格を伝えているとされ、芸術性が高いと評価されています。平成15(2003)年7月、新潟市文化財指定(市指定無形文化財第1号)となりました。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 新潟市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • その他

所在地

新潟県新潟市中央区古町通9番町
(現保持者:市山七十郎)

指定

新潟市指定文化財(2003年)

参考資料

『新潟市文化財調査報告 日本舞踊市山流』(新潟市教育委員会、2003年)、『新潟美人展』(新潟市歴史博物館、2011年)、藤村誠『新潟の花街』(新潟日報事業社、2011年)

関連情報

毎年9月中旬の日曜日開催 
「ふるまち新潟をどり」など

他地域
との
つながり

大阪府大阪市(創始者の出身地)