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天保14(1843)年に幕府領となった新潟町に関して、初代新潟奉行川村修就が収集・記録した資料群。「蜑の手振り」は幕末期の新潟町における、北前船を始めとした諸国廻船・地廻り船の船囲を始めとした水辺の人びとの営みや、湊祭や盆躍り等の様子について、動きのある画と、詳細な詞書で記録しています。また、新潟町が幕府領として上知されるきっかけとなった「抜荷」(密貿易)についての調査報告書の控えや、海岸防備に関する文書、甲冑等をはじめとした川村の遺品等も含まれています。平成25(2013)年3月、新潟県文化財指定されました。
都道府県
市町村
類型
種別
サイズ
構造等
1859点(文書1598点、遺品等48点等)
所在地
新潟県新潟市中央区柳島町2-10
新潟市歴史博物館
年代
天保14年幕領となる
指定
新潟県指定文化財(2013年)
参考資料
『新潟市の文化財』(新潟市歴史双書6、新潟市、2002年)、『川村修就とゆらぐ幕府支配』(新潟市歴史博物館、2005年)、安宅俊介「近世新潟町の船囲」『新潟市歴史博物館研究紀要』(第10号、2014年3月)、中野三義『新潟奉行川村修就の治政の総合的研究』(松美台書房、2016年)
関連情報
新潟市歴史博物館みなとぴあで一部公開中
他地域
との
つながり
【川村奉行転出先】
大阪府堺市、大阪府大阪市、長崎県長崎市