新山神社奉納物

クリックで拡大

説明

【石製鳥居】明治45(1912)年に本荘港の中山伝兵衛が北前船の運航の安全を祈願して奉納した新山神社の石製の鳥居です。本荘港は古雪港の別称です。現在本荘港は漁港ですが、明治時代の末は輸送港であったことが伺えます。

【石灯籠】北前船の運航の安全を祈願して新山神社に奉納された灯籠です。「越中国 東岩瀬港 司得丸 梶谷竹次郎 廻船問屋 鎌田福蔵 大正五年丙辰年 七月吉日奉納」の文字が見られます。鎌田福蔵は石脇港の廻船問屋で、富山県東岩瀬港の船主とともに奉納したものです。本荘港は大正11(1922)年に輸送量のピークを迎えており、この石灯籠から、大正時代まで北前船航路での輸送が盛んだった本荘港の様子がうかがえます。

関連サイト

都道府県

  • 秋田県

市町村

  • 由利本荘市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 石造物(灯籠、玉垣など)
  • 鳥居

所在地

秋田県由利本荘市石脇字東山4

年代

  • 1912年 奉納-1916年 奉納
  • 大正以後

石製鳥居 大正元年奉納

関連情報

見学可

他地域
との
つながり

【石灯籠】富山県富山市
(東岩瀬出身の船主が奉納)

関連
文化財