沖口役所

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説明

沖口役所は、松前三湊(松前・江差・箱館)に置かれた役所で、税関と入国管理局を兼ねた機能を持つ旅人の身柄確認や船舶・積荷の取り締まりが主な任務でした。不審な者・引受人のいない者、刺青や刀傷のある者などは、松前への入国が許されませんでした。また、出入りの船舶・積荷には沖口役所で役金が掛けられ、文化4(1807)年には藩収入の3分の1弱にあたる11,658両に達しました。

関連サイト

都道府県

  • 北海道

市町村

  • 松前町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財

所在地

北海道松前郡松前町
字松城14、15-1、15-2番地

参考資料

『日本最北の城下町 松前の文化財』
(松前町教育委員会、2011年)

他地域
との
つながり

北海道函館市
(沖口役所が設置された松前三湊)
北海道江差町
(沖口役所が設置された松前三湊)