龍雲院

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説明

寛永2(1625)年に松前家7世公廣の正室桂子の発願により創建されました。本堂の西に海上航行の安全を司る龍神を祀る龍神堂があります。本堂・庫裏はともに天保(1846)の建立で、本堂は北越宮川(新潟県柏崎市)の大工、庫裏は地元松前の大工によって建てられました。鐘楼は弘化3(1846)年、土蔵は弘化3年までに建てられたとされ、惣門は嘉永4(1851)年の建立です。龍神堂は文政13年(1830)の建立ですが、箱館戦争で破損したため、明治6(1873)年に再建されました。龍雲院は、江戸時代以来の伽藍をとどめている建物として貴重です。

関連サイト

都道府県

  • 北海道

市町村

  • 松前町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

木造

所在地

北海道松前郡松前町字松城305番地

年代

  • 1625年 創建

寛永2年

指定

国指定重要文化財(1992年)

参考資料

『日本最北の城下町 松前の文化財』
(松前町教育委員会、2011年)

関連情報

境内のみ拝観可能

他地域
との
つながり

新潟県新潟市(本堂向拝柱の金物は新潟の鋳物師作)