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大避神社の秋の例大祭で、山麓の神社から生島にある御旅所まで渡御を行います。祭礼用和船11艘に、頭人をはじめとする各組、神輿がそれぞれ分乗し、船団を組んで悠然と湾内を進みます。かつては、繁栄を極めた廻船業者が祭礼を経済的に支えたほか、廻船の水主達が船団を曳航する櫂伝馬の漕ぎ手を務めるなど、近世廻船業の繁栄とともに伝承されてきました。瀬戸内海を代表する大規模な船祭の典型として、重要無形民俗文化財に指定されています。
都道府県
市町村
類型
種別
所在地
兵庫県赤穂市坂越
指定
国指定重要文化財
(無形民俗文化財、2012年)
参考資料
『坂越の船祭り総合調査報告書』
(赤穂市教育委員会、2010年)