奉納船絵馬群

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説明

北前船の船主らが航海の安全を祈願し、奉納した船絵馬です。福浦港の湾近くに猿田彦神社、日和山には金刀比羅神社の2社があり、そこには拝殿の壁に所狭しと奉納絵馬が寄進されています。普段は非公開とされておりますが、猿田彦神社には31点、天保元(1830)年から明治24(1909)年に至る間の絵馬が奉納されており、金刀比羅神社には29点、安政6(1859)年から明治中頃までの絵馬が奉納されています。珍しいものとしては難破している様子を描いた奉納額やイカ・タコ・カニ・エビを描いた奉納額もあり、北前船文化を伝える貴重な資料です。金刀比羅神社には、燈籠や拝殿向拝の龍飾彫刻や同木鼻も北前船主から寄進されたものです。両神社の奉納絵馬は昭和53(1978)年に町指定文化財として指定されています。

関連サイト

都道府県

  • 石川県

市町村

  • 志賀町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 船絵馬

サイズ
構造等

27cm×37cm~118cm×192cm

所在地

志賀町福浦港

指定

志賀町指定文化財
(絵画、1978年)

参考資料

『富来町史』『志賀町の文化財』『福浦ものがたり』

関連情報

公開