双六の船絵馬

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説明

双六地区の船絵馬は、明治10年代から明治20年代にかけて、双六の神明社に奉納されたものです。当時の北前船交易に使用された弁財船が正面や横から見た姿で描かれています。詳しいことは不明ですが、北海道への商い船や漁船の船主が奉納した可能性が高いと考えられます。男鹿市内では完全な形で残る船絵馬はこの5点しか確認されていません。当時の操船技術に加え、明治20年前後の男鹿と北海道との繋がりや、漁業の歴史、暮らしぶりを知る上で大変貴重な資料といえます。

関連サイト

都道府県

  • 秋田県

市町村

  • 男鹿市

類型

  • 風待ち・潮待ち港

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 船絵馬

サイズ
構造等

5点

所在地

男鹿市船川港双六(双六町内会)

指定

男鹿市指定民俗文化財
(有形民俗文化財、2009年)