高清水の丘の五輪塔

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説明

高清水の丘の五輪塔は、秋田城跡の北側護国神社境内の北西に、港を望むように立っています。北前船をはじめ港に入る船にとっては、巨大な五輪塔が格好の目印になっていました。これは、寛永20(1643)年、久保田の豪商森九蔵が建立したものですが、文化元(1804)年の象潟地震と文化7(1810)年の男鹿大地震で崩壊してしまいました。現在の五輪塔は、昭和42(1967)年に秋田県護国神社鎮座100年を記念して、秋田市の當福寺にあった姉妹塔を移して復元したものです。

関連サイト

都道府県

  • 秋田県

市町村

  • 秋田市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 石造物(灯籠、玉垣など)

所在地

秋田県秋田市寺内大畑
(護国神社境内北西に位置する)

年代

  • 1643年 建立-1967年 修復

寛永20年建立

参考資料

『ふる里道しるべ-久保田城・千秋公園・八橋・寺内・川尻 編-』(飯塚喜市、1991年)

関連情報

公開