湛保

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説明

北前船の寄港が容易となるように干鰯問屋の藤田佑右衛門が築造した船繋場です。姫路藩の主要港湾は、飾磨津、高砂、室津、家嶋でした。飾磨津は、浅瀬のため大型船の入港が困難であったことから、江戸時代を通じて繰り返し浚渫が行われました。弘化3(1846)年、根本的な解決策として、干鰯問屋の藤田祐右衛門が中心となって、飾磨津河口に船繋場を築造しました。これ以後、飾磨津は大いに栄えたといわれます。現在も一部改変を受けているものの、姫路ポートセンター北側に現役の船繋場として使われています。

関連サイト

都道府県

  • 兵庫県

市町村

  • 姫路市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • その他

サイズ
構造等

東西約120m、南北約150m、満潮時水深約3.6m、堤高さ約6m

所在地

兵庫県姫路市飾磨区須加283地先

年代

  • 1846年 建築
  • 江戸時代

弘化3年建築

関連情報

公開
湛保(たんぼ)