妻入りの街並

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説明

北前船の寄港地、佐渡の金銀荷揚地として繁栄した出雲崎の町並みです。通りに面して大棟が直角になっている「妻入り」という形式で、家と家とが重なり合うように軒を連ね、海岸線に沿い約4km続きます。江戸時代の出雲崎町は、越後で一番人口密度が高く、多くの人が居住できるように間口(まぐち)が狭く、「うなぎの寝床」のような奥行きの長い妻入りの形式がとられていました。また、当時は間口によって税金が掛けられていたため、2間や3間半の家が多く並んでいました。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 出雲崎町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

サイズ
構造等

海岸沿いに妻入り住宅が3.6㎞に渡って連なる旧街道

所在地

新潟県三島郡出雲崎町海岸地区

参考資料

『荒海や佐渡によこたふ天河」‐天領出雲崎の歴史的遺産‐』(日本ナショナルトラスト、1991年)、『出雲崎町史・通史編』(出雲崎町、1993年)

他地域
との
つながり

新潟県佐渡市
(金銀荷揚げ、北前船寄港地)