山中節

クリックで拡大

説明

山中節は北前船の船頭衆が松前追分を湯の中で唄い、それを浴衣娘(ゆかたべ)たちが山中なまりで真似たのが始まりとされています。帰郷した船乗りたちは山中温泉や山代温泉へ湯治に行き、航海の疲れを癒しました。「忘れしゃんすな山中道を…」とはじまる哀愁ある歌詞は、船頭衆らへの想いが込められているのかもしれません。

関連サイト

都道府県

  • 石川県

市町村

  • 加賀市

類型

  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 民謡

所在地

石川県加賀市山中温泉

指定

加賀市指定無形文化財(民俗文化財、1962年)

参考資料

『加賀市の文化財』(加賀市教育委員会発行、2007年)

関連情報

山中座で山中節踊りが定期上演

他地域
との
つながり

北海道松前町(山中節の原型とされる松前追分を船頭らが唄っていた)