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 構成文化財 北前船乗組員の墓及び擬宝珠

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説明

【北前船乗組員の墓】
野辺地港までの航海中や在町中に亡くなった、北前船船乗りの墓です。墓石には埋葬された人の出身地が刻まれ、加賀・越前・能登・大坂・讃岐等、各地から野辺地を訪れていたことがわかります。
【擬宝珠】
嘉永5(1852)年に寄進された擬宝珠です。銅製の擬宝珠には、加賀や大坂の寄進者、大工や鍛冶の名前が刻まれたものがあります。
【しだれ桜】
樹齢300年を超えるしだれ桜。檀家の船問屋・野坂家が延享2(1745)年に大坂から取り寄せ、植えたといわれている。
【奉加帳】
本堂修復・再建に関する奉加帳。諸国の船主・船頭等の寄進者名と寄進物等が記されています。

関連サイト

都道府県

  • 青森県

市町村

  • 野辺地町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財

所在地

青森県野辺地町字寺ノ沢90番地 西光寺内

指定

しだれ桜:青森県天然記念物
(2011年8月19日)

関連情報

見学可

他地域
との
つながり

石川県(加賀・能登)、福井県(越前)、大阪府(大坂)、香川県(讃岐)など(墓の船乗りの出身地)

 構成文化財 北前船が運んだ石造物

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説明

北前船でバラストとして積まれてきた瀬戸内海で採れた石を使用した石造物群です。
【常光寺の常夜燈と手洗石】
6代目野村治三郎の持船によって積まれ運ばれてきた御神燈です。瀬戸内海から運ばれてきた手洗石もあります。
【西光寺の手洗石】
加州橋立(石川県加賀市)の商人・小餅屋六兵衛と野辺地の商人・西村金之丞によって寄進されました。いつ頃寄進されたものかは判明していません。
【愛宕公園の石畳】
かつて野辺地の本町に敷かれていた石畳。現在は愛宕公園の階段に使われています。石の産地は瀬戸内海の小豆島で、北前船を安定させるため船底に積まれた石(バラスト)として運ばれてきました。
【野辺地八幡宮の御神燈】
北前船主・野村家を中心とした商人等によって建立されました。

関連サイト

都道府県

  • 青森県

市町村

  • 野辺地町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 石造物(灯籠、玉垣など)

所在地

定光寺(青森県上北郡野辺地町)
西光寺(青森県上北郡野辺地町寺ノ沢90)
愛宕公園(青森県上北郡野辺地町寺ノ沢56)
野辺地八幡宮(青森県上北郡野辺地町笹館12)

関連情報

見学可

他地域
との
つながり

石川県加賀市(西光寺の手洗石の寄進者の一人・小餅谷六兵衛の出身地・橋立)

 構成文化財 のへじ祇園まつり

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説明

野辺地八幡宮例祭の際に行われる山車行事です。北前船によって伝わったとされています。祭礼は少なくとも明治時代から行われており、現在は「のへじ祇園まつり」と称し、野辺地の夏祭りとして親しまれています。野辺地の山車行事は、下北地方の「船山車」と、南部地方の「風流山車」の二種類の山車を見ることができることが特徴です。下北・南部の境目で、北前船の寄港地であるため、多様な人が集まった結果生まれたお祭りの形態と言えます。

都道府県

  • 青森県

市町村

  • 野辺地町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 祭礼

所在地

野辺地町内

指定

野辺地町無形民俗文化財(2018年)

 構成文化財 河原決明の茶がゆ

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説明

北前船によって伝えられたとされる「河原決明」(かわらけつめい)を焙じて作ったお茶で炊いたお粥です。旦那衆とよばれた商人たちが好んでよく食べていたといわれます。「隣町までかゆのすする音がする」と言われるほど食べられていた茶がゆは、現在では野辺地を代表する郷土料理として現在まで受け継がれています。

関連サイト

都道府県

  • 青森県

市町村

  • 野辺地町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財

所在地

野辺地町内

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