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 構成文化財 土崎神明社祭の曳山行事

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説明

土崎神明社の例祭における曳山の巡行は、宝永元(1704)年北前船の船乗りが土崎神明社に神輿を寄進したことがはじまりとされています。毎年7月20日と21日に行われ、戻り曳山で奏でられるあいや節は、北前船により伝えられたハイヤ節が起源とされています。平成9(1997)年12月には国の重要無形民俗文化財に指定されたほか、平成28(2016)年12月には、「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産へも登録されました。

関連サイト
  • ユネスコ無形文化遺産「土崎神明社祭の曳山行事について」(秋田市HP) https://is.gd/EkF0mb

都道府県

  • 秋田県

市町村

  • 秋田市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 祭礼

所在地

秋田県秋田市土崎港

年代

  • 1704年 開始

宝永元年開始

指定

国指定重要無形民俗文化財(1997年)
ユネスコ無形文化遺産(2016年)

参考資料

『秋田市の文化財』(秋田市教育委員会、2001年) 

関連情報

公開
宵祭(7月20日)例祭(7月21日)
神事は非公開

他地域
との
つながり

熊本県天草市
(ハイヤ節のルーツとされる)

 構成文化財 大正寺おけさ

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説明

北前船の寄港地、秋田・土崎港に注ぐ雄物川を20キロ以上遡った大正寺に伝承される、ハイヤ節が起源とされ北前船によりもたらされた芸能です。大正寺おけさ総踊りや芸能文化の祭典などは、雄和の夏の風物詩です。

関連サイト

都道府県

  • 秋田県

市町村

  • 秋田市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 民謡

所在地

秋田県秋田市雄和新波地区

参考資料

秋田・酒田交流事業リーフレット

関連情報

大正寺おけさまつり
毎年8月第3日曜日開催

他地域
との
つながり

熊本県天草市
(ハイヤ節のルーツとされる)

 構成文化財 昆布の手すき加工技術

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説明

昆布は北前船の重要な商品でした。北海道の昆布を北前船で上方に運んだことにより、昆布だしによる日本料理の向上、発展がもたらされました。秋田でもおぼろ昆布などで親しまれており、敦賀では、刃先をわずかに曲げた昆布包丁を秋田と呼んでいます。

関連サイト

都道府県

  • 秋田県

市町村

  • 秋田市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財

所在地

秋田県秋田市土崎地区

参考資料

秋田・酒田交流事業リーフレット

関連情報

福井県敦賀市
(昆布の手すき加工技術)

多度津町

多度津は元禄7(1694)年、丸亀藩から分家した1万石の小藩ですが、巨費を投じて港を整備し、北前船も停泊する港町として発展しました。また西国からの金毘羅参りの船でも大いににぎわいました。特に砂糖、綿、塩は「讃岐三白」と言われ、主要商品でした。司馬遼太郎は『菜の花の沖』で多度津を、「船舶の世界においては、多度津は田舎ではない。船大工などもむしろ兵庫より多く」と描いています。多度津町立資料館には、全国で3番目に古い18世紀中期の弁才船の模型が展示されています。瀬戸内海で誕生した弁才船は帆走性能がよく、北前船の時代には、他の地域の船型は姿を消しました。多度津の船模型は、弁才船初期のスマートな形を伝えています。

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概要

多度津は元禄7(1694)年、丸亀藩から分家した1万石の小藩ですが、巨費を投じて港を整備し、北前船も停泊する港町として発展しました。また西国からの金毘羅参りの船でも大いににぎわいました。特に砂糖、綿、塩は「讃岐三白」と言われ、主要商品でした。司馬遼太郎は『菜の花の沖』で多度津を、「船舶の世界においては、多度津は田舎ではない。船大工などもむしろ兵庫より多く」と描いています。多度津町立資料館には、全国で3番目に古い18世紀中期の弁才船の模型が展示されています。瀬戸内海で誕生した弁才船は帆走性能がよく、北前船の時代には、他の地域の船型は姿を消しました。多度津の船模型は、弁才船初期のスマートな形を伝えています。

都道府県

  • 香川県

市町村

  • 多度津町

類型

  • 寄港地

類型

  • 寄港地

年代

  • 年代不明

関連
文化財

関連
サイト

 構成文化財 旧塩田家土蔵

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説明

北前船で財を成した廻船問屋・多度津七福神「塩田家(煙草屋)」が北前船の積み荷を集積するために使用した土蔵です。建造当時の大振りの桁梁がそのまま残っています。

関連サイト

都道府県

  • 香川県

市町村

  • 多度津町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 倉庫
  • 建物

サイズ
構造等

木造2階建 切妻造

所在地

香川県仲多度郡多度津町
本通1丁目1番地

参考資料

『多度津町多度津-伝統的建造物群保存対策調査報告書-』(多度津町教育委員会、2020年)

 構成文化財 旧合田家住宅

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説明

北前船で財を成した廻船問屋・多度津七福神「合田家(島屋)」の住宅です。主屋は明治期に建てられたものが現在も残っています。当時のトレンド(レンガ式の倉庫やステンドグラス)を次々と採用していくため、和洋折衷の建築様式となっています。町指定有形文化財。

関連サイト

都道府県

  • 香川県

市町村

  • 多度津町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

主屋:木造平屋建入母屋造 
店棟:木造つし2階建切妻造

所在地

香川県仲多度郡多度津町本通1丁目5-2

指定

多度津町指定文化財(建造物)

参考資料

『多度津町多度津-伝統的建造物群保存対策調査報告書-』(多度津町教育委員会、2020年)

関連情報

イベントに合わせて公開

 構成文化財 旧朝日屋旅館 (竹田家住宅)

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説明

北前船航路を利用して金毘羅参詣をした講が利用した旧旅館。現在も築造当初の間取り、表構えが残っています。

都道府県

  • 香川県

市町村

  • 多度津町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

木造2階建 切妻造

所在地

香川県仲多度郡多度津町

年代

  • 1902年 建築

明治35年

参考資料

『多度津町多度津-伝統的建造物群保存対策調査報告書-』(多度津町教育委員会、2020年)

 構成文化財 金刀比羅神社(須賀の金毘羅さん)

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説明

北前船航路を利用した金毘羅参詣の起点となった神社の一つです。祭神は大国主命、通称「須賀の金毘羅さん」と呼ばれています。創建時は不明、少なくとも多度津藩陣屋が構築されたときには存在していたようです。琴平町の本宮例大祭に使用する塩水と海藻を採取する汐汲藻刈神事を行う場所でもあります。現在は10基の金毘羅燈籠が移設されています。さらに鳥居は天保11(1840)年建立で、多度津藩陣屋が構築された時期と重なります。

関連サイト

都道府県

  • 香川県

市町村

  • 多度津町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

所在地

香川県仲多度郡多度津町大通2-34

参考資料

『多度津町多度津-伝統的建造物群保存対策調査報告書-』(多度津町教育委員会、2020年)

関連情報

公開

 構成文化財 厳島神社

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説明

北前船の航海安全を祈願するために設置された神社です。多度津山桃陵公園の東入口の斜面にあり、海運・商業の神様として江戸時代後期頃に整備されたと考えられます。

関連サイト

都道府県

  • 香川県

市町村

  • 多度津町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

所在地

香川県仲多度郡多度津町西浜2番地

参考資料

『多度津町多度津-伝統的建造物群保存対策調査報告書-』(多度津町教育委員会、2020年)

関連情報

公開

 構成文化財 白鬚神社

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説明

北前船航路を利用した金毘羅参詣の起点となった神社の一つです。祭神は猿田彦命。創建時は不明です。ただし境内には安永7(1778)年刻銘の町内最古級の石燈籠があります。

関連サイト

都道府県

  • 香川県

市町村

  • 多度津町

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

所在地

香川県仲多度郡多度津町本通1丁目10-8

年代

  • 1778年 奉納

石灯籠:安永7年奉納

参考資料

『多度津町多度津-伝統的建造物群保存対策調査報告書-』(多度津町教育委員会、2020年)