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 構成文化財 若胡子屋跡

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説明

江戸時代、広島藩から公認された4軒のお茶屋のうち唯一現存する建物です。奥座敷の天井・雨戸には屋久杉が使われるなど、花街の隆盛を示す贅沢な造りとなっています。若胡子屋跡は、享保(1724)年に広島藩からお茶屋の免許を受けており、建築年代もその頃と推測されます。別棟の奥座敷は、当時の面影をよくとどめ、天井、障子の腰板、雨戸には「屋久杉」が使われるなど贅沢な造りとなっています。また、御手洗には若胡子屋のほかに堺屋、藤屋、海老屋というお茶屋の名が記録にありますが、現存している建物は若胡子屋だけです。

関連サイト

都道府県

  • 広島県

市町村

  • 呉市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

所在地

広島県呉市豊町御手洗字天神町149-1

指定

広島県史跡(1940年)

関連情報

開館時間:9:00~17:00
休館日:毎週火曜日 祝日の場合は翌日 年末年始(12/29~1/3)
入館料:無料

 構成文化財 住吉神社

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説明

北前船の商人たちが信仰した神社。境内地には北前船の船主や問屋らが寄進した玉垣が見られる。

関連サイト

都道府県

  • 広島県

市町村

  • 呉市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 玉垣
  • 石造物(灯籠、玉垣など)

所在地

広島県呉市豊町御手洗字住吉町338-1

指定

広島県重要文化財(1996年)

 構成文化財 恵美須神社

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説明

御手洗の町割りが許可されて間もない頃に祀られた古い社です。現在の本殿は享保8(1723)年に建立された一間社流造屋根檜皮葺の小社です。また、向唐破風の向拝付の拝殿は明和元(1764)年に再建されたものです。神社の正面には、大雁木があり、周辺には北前船が陸揚げした物資の倉庫が立ち並ぶ町一番の繁華な場所でした。

関連サイト

都道府県

  • 広島県

市町村

  • 呉市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 灯籠
  • 石造物(灯籠、玉垣など)
  • 鳥居

所在地

広島県呉市豊町御手洗字蛭子町249-1

指定

広島県重要文化財(1996年)

 構成文化財 千砂子波止と高燈籠

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説明

北前船の港町としての発展を支えた全長65間(約120m)の大波止です。広島藩が御手洗の港を拡張するために築造しました。「西国無双之湊」としての地位は、19世紀以降危うくなり、廻船誘致のためより一層の港湾整備が必要とされ、広島藩が御手洗の港の拡張を図るため築造した全長65間(120m)の大波止です。
 住吉神社の参道前の「高燈籠」は当地の庄屋金子忠左衛門が寄進したもので、当初は千砂子波止の突端にあり、木製でしたが、暴風雨によって破損したため、天保3(1832)年に石造りに建て替えられ、明治12(1879)年頃まで北前船などの航行の安全のための常夜灯として灯し続けられました。

関連サイト

都道府県

  • 広島県

市町村

  • 呉市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 灯籠
  • 石造物(灯籠、玉垣など)
  • その他

サイズ
構造等

千砂子波止 長さ:約120m
高燈籠:石造

所在地

広島県呉市豊町御手洗字住吉町

長岡市

江戸時代の寺泊は、海上交通の要として栄え、本州から最短距で佐渡島に渡れる地としても知られました。北前船がもたらした富により、多くの人々が暮らし、海沿いには集落が作られました。寺泊はその名の示す通り、由緒ある多くの寺が建ち、古い歴史と美しい自然が調和する「日本海の鎌倉」とも呼ばれており、小路が入り組んだ独特の町並みが特徴です。

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概要

江戸時代の寺泊は、海上交通の要として栄え、本州から最短距で佐渡島に渡れる地としても知られました。北前船がもたらした富により、多くの人々が暮らし、海沿いには集落が作られました。寺泊はその名の示す通り、由緒ある多くの寺が建ち、古い歴史と美しい自然が調和する「日本海の鎌倉」とも呼ばれており、小路が入り組んだ独特の町並みが特徴です。

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 長岡市

類型

  • 寄港地

類型

  • 寄港地

年代

  • 年代不明

関連
文化財

関連
サイト

 構成文化財 寺泊港の集落

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説明

海岸部の丘陵裾部にへばりつくように細く長く伸びる町並みで、「ふんどし町」といわれます。民家一軒当たりの間口が狭く、細長い短冊形の屋敷がひしめくように並んでいることが特徴となっています。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 長岡市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

所在地

長岡市寺泊地域の海岸部
(寺泊松沢町から寺泊磯町)

参考資料

『寺泊町史 通史編』(寺泊町、1992年)、長岡市寺泊支所産業建設課『海の寺泊観光ガイド/北前船と寺泊』(2012年)

 構成文化財 寺泊おけさ

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説明

天草の「ハイヤ節」が北前船の船乗りによって伝えられて変容し、近世に成立したとされます。花柳界の「お座敷おけさ」と、町内の歌好きが広めた「流しおけさ」があり、「お座敷おけさ」の三味線は、残響を抑えて弾く「殺し撥」という独特の奏法で演奏されます。

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 長岡市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 民謡

所在地

新潟県長岡市寺泊

参考資料

『寺泊町史 資料編4 民俗・文化財』(寺泊町、1988年)、長岡市寺泊支所産業建設課『海の寺泊観光ガイド/北前船と寺泊』(2012年)

他地域
との
つながり

熊本県天草市(ハイヤ節のルーツ)

 構成文化財 聖徳寺庭園

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説明

江戸時代中頃に千石船が大坂の港から大和の石を積み、京都の庭師を乗せてきて、壇信徒の勤労奉仕により築かれたものと伝えられています。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 長岡市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

1245坪

所在地

新潟県長岡市寺泊荒町3032

指定

長岡市指定文化財(1981年)

参考資料

『寺泊町史 資料編4 民俗・文化財』(寺泊町、1988年)、長岡市寺泊支所産業建設課『海の寺泊観光ガイド/北前船と寺泊』(2012年)、長岡市教育委員会『長岡の文化財』(2014年)

関連情報

見学可

他地域
との
つながり

大阪府(大和石の積み出し港)、京都府(庭師)

 構成文化財 白山媛神社奉納 船絵馬

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説明

寺泊海岸部の総鎮守、白山媛神社に北前船の船乗りたちが奉納した船絵馬です。安永3年(1774)以降、明治22年(1889)までのものがあり、北前船が活動したほぼ全期間にわたっています。特にその大部分を占める江戸時代のものは、年代的にも数量の上でもよくまとまっています。国有形民俗文化財。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 長岡市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 船絵馬

サイズ
構造等

50種52点

所在地

新潟県長岡市寺泊大町2768

年代

  • 1774年 奉納-1889年 奉納

安永3年〜明治22年

指定

国指定重要民俗文化財(1970年)

参考資料

『寺泊町史 資料編4 民俗・文化財』(寺泊町、1988年)、長岡市寺泊支所産業建設課『海の寺泊観光ガイド/北前船と寺泊』(2012年)、長岡市教育委員会『長岡の文化財』(2014年)

関連情報

収蔵庫に保存
見学可

 構成文化財 旧北浜地区倉庫群(3)旧増田倉庫

明治36(1903)年に橋立(現・石川県加賀市)出身の北前船主・増田又右衛門によって建造されました。当時、倉庫のすぐ前は海で、手宮駅と港に近く、海陸とも荷物の輸送と貯蔵に最適の場所でした。平成9(1997)年に大規模な改修工事が行われています。旧広海倉庫、旧右近倉庫が隣接し、かつての倉庫街の面影をいまに伝える貴重な景観を形成しています。

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概要

明治36(1903)年に橋立(現・石川県加賀市)出身の北前船主・増田又右衛門によって建造されました。当時、倉庫のすぐ前は海で、手宮駅と港に近く、海陸とも荷物の輸送と貯蔵に最適の場所でした。平成9(1997)年に大規模な改修工事が行われています。旧広海倉庫、旧右近倉庫が隣接し、かつての倉庫街の面影をいまに伝える貴重な景観を形成しています。

都道府県

  • 北海道

市町村

  • 小樽市

類型

  • 寄港地
  • 小樽

類型

  • 寄港地
  • 小樽

種別

  • 構成文化財
  • 倉庫
  • 建物

サイズ
構造等

木骨石造2階建

所在地

北海道小樽市色内3-10-19

年代

  • 1903年 建築-1997年 改修
  • 明治時代

明治36年建築 平成9年改修

種別

  • 構成文化財
  • 倉庫
  • 建物

サイズ
構造等

木骨石造2階建

所在地

北海道小樽市色内3-10-19

年代

  • 1903年 建築-1997年 改修
  • 明治時代

明治36年建築 平成9年改修

指定

小樽市指定歴史的建造物
(第22号、1991年)

参考資料

高野宏康「旧増田倉庫」『小樽チャンネルMagazine』(株式会社K2、Vol.36、2018年11月号)、NPO法人小樽ワークス『歴史的建造物の街 小樽』(2012年)、牧野隆信「北前船主増田又右衛門家文書略報」『えぬのくに』(江沼地方史研究会、第38号、1993年)

関連情報

内部は非公開

他地域
との
つながり

石川県加賀市(増田家の出身地)
福井県小浜市(建設時に使用された若狭瓦の産地)

関連
サイト