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 構成文化財 尾道浦絵屏風

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説明

江戸時代後期の港町尾道の姿を描いた絵屏風です。林寅山作。千光寺山から向島側をみて、街並みや北前船などの廻船、向島の塩田などが鮮明に描かれています。尾道市立美術館所蔵

関連サイト

都道府県

  • 広島県

市町村

  • 尾道市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 絵図

サイズ
構造等

258cm×78㎝、紙本著色、六曲一双

所在地

尾道市西土堂町17-19

関連情報

美術館常設展で不定期公開。

 構成文化財 港町瀬戸田の町並み

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説明

港町瀬戸田は、生口島の北西部にあり、尾道同様に汐まち、風まちの港町として、中世から繁栄していました。特に江戸時代後期からは、瀬戸内海の沖乗り航路の寄港地として、日本海側の港町との交流がありました。町の中心にある堀内家は、塩で財を成し、日本海側の寄港地との取引がみられます。

関連サイト

都道府県

  • 広島県

市町村

  • 尾道市

類型

  • 寄港地
  • 風待ち・潮待ち港

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

所在地

広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田

参考資料

『瀬戸田町史 通史編』(瀬戸田町、2004年)

宮津市

城下町宮津は、丹後ちりめんや海産物、醸造産業に支えられ繁栄しました。日本海を西へ東へ走る北前船の港町として産物を商う廻船問屋にはいくつもの大きな蔵が建ち並び、「二度と行こまい丹後の宮津 縞の財布が空となる 丹後の宮津でピンとだした」と宮津節に唄われて全国に伝わった花街・新浜がありました。また、日本三景の一つである「天橋立」を一目見ようと集まる旅人が泊まる多くの旅籠など、 日本海側有数の港町として全国津々浦々に知られるところとなりました。

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概要

城下町宮津は、丹後ちりめんや海産物、醸造産業に支えられ繁栄しました。日本海を西へ東へ走る北前船の港町として産物を商う廻船問屋にはいくつもの大きな蔵が建ち並び、「二度と行こまい丹後の宮津 縞の財布が空となる 丹後の宮津でピンとだした」と宮津節に唄われて全国に伝わった花街・新浜がありました。また、日本三景の一つである「天橋立」を一目見ようと集まる旅人が泊まる多くの旅籠など、 日本海側有数の港町として全国津々浦々に知られるところとなりました。

都道府県

  • 京都府

市町村

  • 宮津市

類型

  • 寄港地
  • 船主集落

類型

  • 寄港地
  • 船主集落

年代

  • 年代不明

関連
文化財

関連
サイト

 構成文化財 旧三上家住宅

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説明

宮津藩を代表する商家で、北前船で財をなした「元結屋(もっといや)」三上家の邸宅です。廻船業のほか、近年まで酒造業を営んでいました。『三上家文書』『加藤家文書』などにより廻船業の実態を知ることができます。宮津藩の本陣として幕末期には山陰道鎮撫使・西園寺公望の宿に利用されました。

関連サイト

都道府県

  • 京都府

市町村

  • 宮津市

類型

  • 寄港地
  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

木造2階建て

所在地

京都府宮津市字河原

指定

国指定重要文化財
京都府指定文化財

参考資料

藤本仁文『宮津市北前船関連資料調査研究報告書』(2016年)
宮津市『宮津天橋立の文化的景観 文化的景観調査報告書〔宮津地区・補遺編〕』(2021年)

関連情報

公開

他地域
との
つながり

山形県酒田市(庄内酒田の尾関又兵衛、畠山徳次郎と取引あり)
山口県下関市(油屋仁右衛門、村野徳右衛門と取引あり)

 構成文化財 日吉神社

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説明

北前船で財をなした「袋屋」田中勘兵衛や、「大津屋」山本善次が船祈祷をした神社です。近江の日吉大社を勧進したとされるが創建年代は不明です。宮津の総産土神として信仰を集め、江戸時代には宮津藩主の崇敬のもと藩祭・宮津祭りが賑わいをみせました。九州商人が奉納した神酒壺や讃岐、摂津の商人による船祈祷の記録がみられるほか、宮津で北前船を営んだ「袋屋」田中勘兵衛や「大津屋」山本善次が船祈祷を行っています。

関連サイト

都道府県

  • 京都府

市町村

  • 宮津市

類型

  • 寄港地
  • 船主集落

種別

  • 構成文化財

所在地

京都府宮津市字宮町

指定

京都府指定文化財(本殿)
京都府登録文化財(拝殿・杉末神社(摂社)・恵比寿神社(末社))

参考資料

宮津市『宮津天橋立の文化的景観 文化的景観調査報告書〔宮津地区・補遺編〕』(2021年)

関連情報

参拝可能

他地域
との
つながり

筑前芦屋、筑前船越浦(神酒壺)
大坂、讃岐など(船祈祷)

 構成文化財 和貴宮神社の玉垣

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説明

表門の両側には、天保15(1844)年に奉納された66本の玉垣が建っています。大坂、越前、江州、播州、讃州、輪島、越中富山などの商人の名前がみえ、なかには北前船主「銭屋五(ぜにや)五兵衛(ごへえ)」の名前が記された玉垣もあります。宮津港に寄港した商人との交流を示す可能性があります。

都道府県

  • 京都府

市町村

  • 宮津市

類型

  • 寄港地
  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 建物
  • 玉垣

サイズ
構造等

石造物(玉垣66本)

所在地

京都府宮津市字宮本

年代

  • 1844年 建築

天保15年建築

指定

京都府暫定登録文化財(本殿・拝殿)

参考資料

宮津市『宮津天橋立の文化的景観 文化的景観調査報告書〔宮津地区・補遺編〕』(2021年)

関連情報

参拝可能

他地域
との
つながり

大坂、越前、江州、播州、讃州、輪島、越中富山など

 構成文化財 由良金毘羅神社

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説明

北前船の船頭を多く出した由良地区の船頭衆の信仰を集め、船絵馬が奉納された神社です。由良集落を見下ろす高台に所在し、奈具海岸に浮かぶ桃島より移されたと伝えられます。多くの船絵馬が奉納され、由良の船持ちや船頭たちの信仰を集めました。かつては本殿の門に、難船の乗組員が奉納した髷が結われていました。

都道府県

  • 京都府

市町村

  • 宮津市

類型

  • 寄港地
  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 建物
  • 船絵馬

所在地

京都府宮津市字由良脇

年代

  • 1862年 建築

文久2年建築

参考資料

京都府立丹後郷土資料館編『大海原に夢を求めて 丹後の廻船と北前船』(2015年)

関連情報

参拝可能

 構成文化財 新浜の町並み(花街)

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説明

北前船の寄港地として繁栄した宮津港の花街です。文化14(1817)年、宮津湾の埋立てが行われ、天保13(1842)年には新たに開かれた土地に置屋が集められました。幕末期には万年新地への移動が命じられましたが、明治時代には再び新浜が再興され、現在、料食店が集まるエリアとなっています。

都道府県

  • 京都府

市町村

  • 宮津市

類型

  • 寄港地
  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

所在地

京都府宮津市字新浜

年代

  • 1817年-1843年

宮津湾埋立て:文化14年 置屋設置:天保13年

参考資料

松田法子「宮津における遊所の形成史と社会・空間・文化」『宮津天橋立の文化的景観 文化的景観調査報告書〔宮津地区・補遺編〕』(宮津市、2021年)

 構成文化財 由良の船絵馬群

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説明

丹後由良の船持ちや船頭が金比羅神社、玉司神社、照国神社に奉納した船絵馬群です。
明治17(1884)年に奉納された宝求丸の難船絵馬は、船名板のほか遭難した航海時の大福帳、祈祷札などが残り、商品の損失状況がよくわかる資料です。

都道府県

  • 京都府

市町村

  • 宮津市

類型

  • 寄港地
  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 船絵馬

所在地

京都府立丹後郷土資料館
宮津市歴史資料館

年代

  • 1884年 奉納

宝求丸の難船絵馬:明治17年奉納

指定

京都府登録文化財

参考資料

京都府立丹後郷土資料館編『大海原に夢を求めて 丹後の廻船と北前船』(2015年)

 構成文化財 三上家文書

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説明

北前船で財をなした「元結屋(もっといや)」三上家の文書群です。各地の問屋との取引や船頭との情報伝達の様子がわかります。また、各地の相場を記した控帳がみられ、北前船の商売において情報収集の重要性を具体的に示す文書群です。

都道府県

  • 京都府

市町村

  • 宮津市

類型

  • 寄港地
  • 船主集落

種別

  • 構成文化財
  • 文書

所在地

京都府立丹後郷土資料館

指定

京都府指定文化財

参考資料

藤本仁文『宮津市北前船関連資料調査研究報告書』(2016年)
京都府立丹後郷土資料館編『大海原に夢を求めて 丹後の廻船と北前船』(2015年)

他地域
との
つながり

山形県酒田市(尾関又兵衛、畠山徳次郎と取引あり)
山口県下関市(油屋仁右衛門、村野徳右衛門と取引あり)