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 構成文化財 岩船の町並み(岩船地蔵町から岩船縦新町)

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説明

岩船港は岩船潟 が日本海に注ぐ河口の港で、中世後期の岩船町は日本海側の主な港湾都市の一つとされていた。江戸時代には岩船港に村上藩の番所が設置され、瀬波港、塩谷港とともに物資流通の拠点となった。明治時代には小型・中型船による交易がなお盛んに行なわれ、商港・漁港として活況を呈した。大通りと交差して海岸へ向かう狭い小路が多くみられることが町割の特徴となっている。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 村上市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

所在地

新潟県村上市
岩船地区内

参考資料

『村上市歴史的風致維持向上計画』(村上市、2016年)

 構成文化財 塩谷の町並み(塩谷1区から7区)

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説明

塩谷は村上城下と新潟町を結ぶ街道沿いにある宿場町・港町で、日本海航路の発達に伴い江戸時代中期に海岸線に近い現在の町並みが形成された。江戸時代後期から明治期にかけては回船業、醸造業、製造業が盛んとなり、集落の通り沿いには切妻屋根・妻入りの建物が並んで統一感のある町並を形成している。

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市町村

  • 村上市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

所在地

新潟県村上市
塩谷

参考資料

『村上市歴史的風致維持向上計画』(村上市、2016年)

 構成文化財 旧野澤豊五郎醸造醤油蔵

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説明

当家は明治時代から平成時代まで醸造業を営んでおり、醤油蔵は明治時代初期に建築された。製造した醤油は北前船によって主に北海道へ輸出された。

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市町村

  • 村上市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 倉庫
  • 建物

所在地

新潟県村上市
塩谷

指定

国登録有形文化財(建造物・2016年)

 構成文化財 塩谷港絵図

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説明

荒川河口の塩谷・桃崎(ももざき)・海老江(えびえ)の港は荒川三港と称され、周辺地域は江戸時代中期以降に村上藩領、幕府領、私領に分割された。塩谷は江戸時代を通じて村上藩領とされたが、この絵図は港をめぐる権利関係を明らかにするため江戸時代末期に作成されたものと考えられる。

都道府県

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市町村

  • 村上市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 絵図

所在地

新潟県村上市
塩谷(高泉寺所蔵)

指定

村上市指定有形文化財(2010年)

参考資料

『村上市史 通史編2 近世』(村上市、1999年)

 構成文化財 野澤食品工業株式会社店舗兼主屋

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説明

当家は江戸時代に塩谷の庄屋を務め、江戸時代後期からは回船業、醸造業も営んでいた。建物の建築年代は明治時代初期で、間口と奥行の規模は塩谷の中でも最大規模となっている。

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市町村

  • 村上市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

所在地

新潟県村上市
塩谷

指定

国登録有形文化財(建造物・2016年)

参考資料

『村上市歴史的風致維持向上計画』(村上市、2016年)

 構成文化財 稲荷山(番所山)

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説明

荒川河口を望む海抜15.3mの低山で、江戸時代には港を管理する村上藩の番所が設置されていた。明治時代以降は稲荷神社が設置されたことで「稲荷山」と称された。

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市町村

  • 村上市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • その他

所在地

新潟県村上市
塩谷

参考資料

『村上市歴史的風致維持向上計画』(村上市、2016年)

 構成文化財 海老江港跡

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説明

荒川河口の塩谷・桃崎・海老江の港は荒川三港と称され、海老江港は江戸時代中期以降幕府領となり、米を中心とした諸物資の輸出入港となった。大正時代時代末期に河口の水量減少により港としての役割を終えた。

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市町村

  • 村上市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ

所在地

新潟県村上市
海老江

参考資料

『村上市歴史的風致維持向上計画』(村上市、2016年)

 構成文化財 海老江港関係資料

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説明

江戸時代後期~明治時代の海老江港に関する資料で、港での物資移出入をめぐる文書類が残っている。

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  • 新潟県

市町村

  • 村上市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 文書

所在地

新潟県村上市
羽ヶ榎(荒川地区公民館)

参考資料

『村上市歴史的風致維持向上計画』(村上市、2016年)

新潟市

2019年1月に明治の開港から150年を迎えた新潟は、あわせると全国有数の流域面積を誇る信濃川と阿賀野川という二大河川の河口部に開けたまちです。すでに平安時代の10世紀から国津である「蒲原津」が設けられ、中世には蒲原、沼垂、新潟の三つのみなとが存在しました。江戸時代に日本海航路が発達すると北前船をはじめとした廻船や、信濃川・阿賀野川水系の川船が各地から集まり、日本海側有数のみなとまちとして栄えました。信濃川に沿った弓なりの町は通りと小路が交わり、縦横にめぐらされた堀の岸には柳が植えられ、表通りに面して縦長の町屋敷が並んでいました。諸外国に開港した後も近代都市として発展を続けています。

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概要

2019年1月に明治の開港から150年を迎えた新潟は、あわせると全国有数の流域面積を誇る信濃川と阿賀野川という二大河川の河口部に開けたまちです。すでに平安時代の10世紀から国津である「蒲原津」が設けられ、中世には蒲原、沼垂、新潟の三つのみなとが存在しました。江戸時代に日本海航路が発達すると北前船をはじめとした廻船や、信濃川・阿賀野川水系の川船が各地から集まり、日本海側有数のみなとまちとして栄えました。信濃川に沿った弓なりの町は通りと小路が交わり、縦横にめぐらされた堀の岸には柳が植えられ、表通りに面して縦長の町屋敷が並んでいました。諸外国に開港した後も近代都市として発展を続けています。

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 新潟市

類型

  • 寄港地

類型

  • 寄港地

年代

  • 年代不明

関連
文化財

関連
サイト

 構成文化財 日和山

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説明

海上の天候や沖合の廻船をみるために用いられた日和山です。現在、住吉神社(建替)や方角石が残されています。天保2(1831)年、江戸の絵師長谷川雪旦の手による「北国一覧写」にも描かれ、当時の新潟町では特筆すべき名所のひとつであったことがうかがわれます。明治13(1880)年8月に大火があり櫓が焼失したため翌年300メートル程、海寄りの丘に櫓を立てて新たな日和山とました。

関連サイト

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市町村

  • 新潟市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物
  • 日和山
  • 石造物(灯籠、玉垣など)

サイズ
構造等

標高12.3m

所在地

新潟県新潟市中央区東堀通13番町

参考資料

『大新潟湊展』
(新潟市歴史博物館、2014年)

関連情報

常時公開 「みなとまち 新潟 日和山 五合目から」に関連展示あり

他地域
との
つながり

【日和山が構成文化財の自治体】
北海道小樽市、青森県深浦町、秋田県能代市、山形県酒田市、兵庫県たつの市、島根県浜田市