構成文化財 日和山方角石
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- 説明
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天保5(1834)年に日和山に置かれ、方角や十二支が彫り込まれ方角が示されている円柱状の石です。日和山に当時のまま残っている19の方角石の内の1つ。外ノ浦日和山の中国遊歩道沿い標高85m、西に向かって日本海が広く見える位置に設置されている方角石。船乗達は、方角石で風・潮などを確認し出発の時を決めました。花崗岩の円柱上面には針金と○、東、南、西と十二支を彫り込んで方角を示しています。円柱の側面に「天保五年六月 日 世話人 出雲屋傳治郎 因幡屋藤兵衛 石見屋榮吉」と刻まれています。日和山の方角石が現存している例は少なく山陰では浜田のみです。昭和51(1976)年、浜田市指定文化財となりました。
- 関連サイト
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- 日和山方角石 https://is.gd/P13fM0
都道府県
- 島根県
市町村
- 浜田市
類型
- 寄港地
- 船主集落
種別
- 構成文化財
- 日和山
- 石造物(灯籠、玉垣など)
所在地
島根県浜田市外ノ浦町
年代
- 1834年 設置
- 江戸時代
天保5年
指定
浜田市指定文化財
(1976年)
関連情報
公開