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 構成文化財 念仏橋及び石橋

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説明

宿根木地内の称光寺川に架かる2つの石橋です。この両橋は、宿根木の白山神社石鳥居とともに、宿根木の廻船主高津勘四郎が西廻り航路の帰り船に尾道(広島県)から石材を運び、尾道から石工の与三郎を宿根木に招いて作らせたと伝わります。制作年代は念佛橋の刻銘に「安永五年(1776) 高津」とあることから、石橋も同時期に制作されたと考えられます。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 佐渡市

類型

  • 船主集落
  • 風待ち・潮待ち港

種別

  • 構成文化財
  • 石造物(灯籠、玉垣など)

サイズ
構造等

2基、花崗岩製
幅40〜45cm、長さ約315cm、厚さ20cm前後の石材3枚を組み、川に架け渡し、両岸の根元を幅20〜40cm、長さ120〜136cmの土台石で固定。

所在地

佐渡市宿根木地内

年代

  • 1776年 建築

安永5年

指定

佐渡市指定記念物(2004年)
国選定 重要伝統的建造物群保存地区(佐渡市宿根木伝統的建造物群保存地区、1991年)

他地域
との
つながり

広島県尾道市(石材の産地)

 構成文化財 小木湊古絵図

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説明

江戸時代の小木港とその周辺を描いた絵図です。製作年代は文化年間(1804~1818)と推定されています。江戸時代後期に西廻り航路の港として栄えた当時の小木の様子を伝える資料として貴重です。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 佐渡市

類型

  • 船主集落
  • 風待ち・潮待ち港

種別

  • 構成文化財
  • 絵図

所在地

佐渡市小木町(個人蔵)

指定

佐渡市指定有形文化財(2004年)

関連情報

個人蔵

 構成文化財 佐渡の大神楽舞楽(宿根木)

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説明

佐渡の大神楽舞楽「ちとちんとん」は、宿根木祭りで奉納されます。かつて北前船の船乗りが長州角島で航海安全を祈願して踊ったことが起源と伝わります。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 佐渡市

類型

  • 船主集落
  • 風待ち・潮待ち港

種別

  • 構成文化財
  • 民謡
  • 祭礼

所在地

新潟県佐渡市宿根木
ちとちんとん保存会

指定

新潟県指定無形民俗文化財(1976年)

関連情報

宿根木の鎮守の祭りで開催(以前は10月15日・16日、現在は10月第2土日)

他地域
との
つながり

山口県下関市
(角島がルーツとされる)

上越市

直江津(今町)は、室町時代に成立した日本最古の海洋法規集である「廻船式目」において、当時の日本で十を数えた重要な港を表わす三津七湊の一つに名を連ねていました。北前船が就航した江戸時代には、高田藩の外港として、各地の港から運ばれてきた塩や砂糖、茶、塩魚等を城下町高田や頸城郡内、信濃へ運び出すための受入港として地域の発展を支えました。

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概要

直江津(今町)は、室町時代に成立した日本最古の海洋法規集である「廻船式目」において、当時の日本で十を数えた重要な港を表わす三津七湊の一つに名を連ねていました。北前船が就航した江戸時代には、高田藩の外港として、各地の港から運ばれてきた塩や砂糖、茶、塩魚等を城下町高田や頸城郡内、信濃へ運び出すための受入港として地域の発展を支えました。

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 上越市

類型

  • 寄港地

類型

  • 寄港地

年代

  • 年代不明

関連
文化財

関連
サイト

 構成文化財 米山

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説明

北前船の航海の目印とされ、海上安全の信仰対象とされてきた山です。円錐形の美しい形状をしており、古くから航海の目印となっていました。優雅な山容から「越後富士」と呼ばれる霊峰米山は、上越市と柏崎市の境に位置し、愛知県の鳳来寺薬師、宮崎県の法華嶽薬師と並んで日本三大薬師とされます。標高992.5m。名前の由来は、秦澄大師の弟子・沙弥が海を渡る強欲な船主から米俵を五輪山(今の米山)に向けて飛ばしたという伝説によります。古くから田畑の豊作や雨乞い、人間・動物の守護、海上の安全に霊験あらたかと伝えられ、県内はもとより、全国から広く信仰を集めています。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 上越市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • その他

サイズ
構造等

標高約992.5m

関連情報

上越市側からは下牧登山コース(約2時間半)と水野林道コース(約1時間半)の2コースあり

 構成文化財 直江津の町並み

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説明

北前船で栄えた風情が色濃く漂う湊町の町並みで、北前船がもたらした笏谷石や御影石等がまちなかに見られます。上杉氏に代わり春日山城主となった堀氏が直江津の関川右岸に福島城を築きました。関川右岸には城と城下町が広がり、関川左岸には「直江町」と「今町」があり、関川には橋が架けられていました。堀氏に代わり、徳川家康の六男松平忠輝が慶長19(1614)年、福島城を廃し城と城下町を高田に移しました。そして関川に架かる橋を廃して街道を全て高田城下経由とし、多くの特権を高田商人のものとし、政治経済の中心は高田に替わりました。直江津には、直江津が廃れることを案じてとどまることを願い出た「八坂神社」と湊町「今町」だけが残されました。その後、今町は立地を生かし海上交通で経済力を高め、北前船寄港地として繁栄しました。高田へ城が移った頃は400軒前後だった今町の家数は、幕末には3倍以上に増えたとされています。明治3(1870)年の「渡世向軒別書上帳」を見ると、新町は町会所が置かれ政治の中心であるとともに、さまざまな商店が軒を連ね、質屋や飛脚があるなど港町の中心、川端町は廻船問屋や廻船荷宿があり湊の輸送や商業の拠点、中嶋町は花街、中町は船大工等の職人、荒物屋等の商人の町であったこと、町ごとに様々な湊町としての役割を持っていたことがわかります。

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 上越市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • まちなみ
  • 石造物(灯籠、玉垣など)

所在地

新潟県上越市

 構成文化財 旧直江津銀行

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説明

北前船で栄えた直江津の商工業を支えた明治期の銀行建築です。直江津は明治に入ると、直江津港への定期航路船の寄港や、信越本線全通により海陸の要衝として商工業が活発になり、それに伴い直江津に本店を置く銀行が創設されるようになります。その一つである直江津銀行は、明治28(1895)年に「直江津積塵銀行」の名で発足し、明治期の直江津の商工業を支えました。明治39年の大火により焼失しましたが、明治40年に再建されました。現存する擬洋風建築としては上越市内で最古です。火災の多かった直江津の特徴的な土蔵造で、直江津の伝統技術を受け継ぐとともに、欧米建築の要素を摂取した、港町直江津の近代の発展を表す建造物です。直江津銀行は大正4(1915)年に解散となりましたが、北海道の石炭を直江津経由で長野や東京へ運ぶ事業に成功した高橋達太が、大正9年に廻船問屋の立ち並ぶ直江津の片原通りに旧直江津銀行を社屋兼住宅として現在地に移設し、近年まで高橋回漕店の社屋として使用されていました。建物前のライオン像は、柏崎の石工の作。東京三越のライオンをモデルに造られています。建物内に沖仲仕の頭像があります。板倉区出身の達太は、「直江津の石炭王」と称されました。

関連サイト

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 上越市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 建物

サイズ
構造等

塗屋造、平屋建て
建築面積92.54㎡

所在地

上越市中央3丁目7-31
ライオン像のある館「旧直江津銀行」

年代

  • 1897年 再建

明治30年再建

指定

上越市指定文化財(2019年3月、「旧直江津銀行 附金庫1基」として指定)

参考資料

『上越市史 通史編5』
(上越市、2004年)

関連情報

公開(無料)
本館ホールはイベント等で利用可能(要占有申請)
見学を希望する場合は、見学日3日前(土曜日、日曜日、祝日及び年末年始を除く)までに上越市市文化振興課に連絡。

 構成文化財 直江津の海上信仰資料

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説明

北前船船主が航海安全を祈願して寺社に奉納した船絵馬・船模型からなる資料群です。直江津は、室町時代成立と伝えられる海上法規「廻船式目」の三津七湊の一つに数えられ、安寿と厨子王で知られる説教節「さんせう太夫」などでは西や東に船が行きかう境界都市としての姿が描かれるなど、北前船就航以前から、越後府中の湊、大きな後背地を持つ商業港として繁栄していました。江戸時代から明治時代にかけては、高田藩の外港として、また長野方面への玄関口として、北前船寄港地として繁栄しました。これら船絵馬や船模型は、北前船船主たちにより航海の安全を祈願、または航海の無事を感謝して奉納されたもので、当時の物流を支えた北前船の寄港地としての歴史を物語る資料群です。

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 上越市

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 船模型
  • 船絵馬

所在地

新潟県上越市

指定

上越市指定文化財(2018年4月、「船絵馬並びに船模型」として指定)

関連
文化財

 構成文化財 直江津の海上信仰資料⑴日野宮神社(船絵馬)

安政6年(1859)に奉納された船絵馬です。2艘の和船が描かれています。

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概要

安政6年(1859)に奉納された船絵馬です。2艘の和船が描かれています。

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 上越市

類型

  • 寄港地

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 船絵馬

年代

  • 1859年 奉納

安政6年奉納

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 船絵馬

年代

  • 1859年 奉納

安政6年奉納

 構成文化財 直江津の海上信仰資料⑵明静院(船絵馬)

風待ち湊を見下ろす岩殿山の明静院に、文久3年(1863年)、慶応元年(1865年)、明治4年(1871年)にそれぞれ奉納された船絵馬です。

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概要

風待ち湊を見下ろす岩殿山の明静院に、文久3年(1863年)、慶応元年(1865年)、明治4年(1871年)にそれぞれ奉納された船絵馬です。

都道府県

  • 新潟県

市町村

  • 上越市

類型

  • 寄港地

類型

  • 寄港地

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 船絵馬

年代

  • 1863年 奉納-1865年-1871年 奉納

文久3年、慶応元年、明治4年奉納

種別

  • 構成文化財
  • 奉納物
  • 船絵馬

年代

  • 1863年 奉納-1865年-1871年 奉納

文久3年、慶応元年、明治4年奉納